ショウワノート(片岸茂社長)と中村印刷所(東京都北区、中村輝雄社長)は、共同で水平開きの小学生向けのノートを製造・販売する契約を6月30日に締結し、今秋から実証研究を開始し、2017年春の商品化を目指すと発表した。
販売は一般の文具流通、一部書店、学校納品流通(各学校と問屋を通して注文/配送)および通信販売で取り扱う予定。
中村印刷所は、左右の段差が出ず、水平に180度開けるノート「ナカプリバイン(おじいちゃんのノート)」を2014年10月に開発。今年1月に従業員の孫娘がTwitter上で宣伝したところ「ありそうでなかったノート」として3万以上リツイートされ、3万冊以上の注文が入るなど、注目を集めた。
「ナカプリバイン」は中村印刷所が多くの作業を手作業で作成しており、1日300冊が上限。今回、中村印刷所・ショウワノートが共同で製造する「ナカプリバイン」の技術を使った新しい小学生向けの学習帳を開発するにあたり、ショウワノートの工場で量産できる体制を整え、さらに、ショウワノートの販売のインフラを活用し、より多くの小学生にノートが届く環境を作る。
実証研究では、実際に小学校の現場にて使用し、ノートの強度確認や罫線のデザインの最適化などを行う。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2016年08月12日
ショウワノート、Twitterで話題「おじいちゃんのノート」とコラボ発表
[最近の記事一覧]
- 2024.04.18新たなBtoBスタイルを確立 MDSが展示会と人気ユーザーイベントを同時開催
- 2024.04.17有隣堂 店舗の販売データの閲覧・分析ツールを提供開始 今後文具・雑貨も検討
- 2024.04.15コクヨが発表会 生成AI時代の実践力鍛える 社員が16個の生成AI業務アプリを開発
- 2024.04.13文具ブランド「ヒトトキ」がイベント 新製品「氷印」など発表 代官山T-SITE GARDEN GALLERYで
- 2024.04.13需要増の「推し活グッズ」も提案 「第69回PIショー春2024」池袋で開催