東京の有力オフィスディーラーのミヤギ(中央区、宮城邦弘社長)は、11月15日午前10時~午後7時、中央区新川の内田洋行本社ビルで、単独フェア「ミヤギ プレゼンテーション 2016」を開催し、当初予定の300名を上回る法人取引先約350名が来場、顧客企業の活動に役立てるさまざまな情報を紹介し、コミュニケーションを深めた。
宮城社長は、午前9時の朝礼で「2年前に、創業100周年記念フェアを、リコーさんのショールームで行って以来の開催。今回は、内田洋行さんの力添えをいただき、この会場を借りることができ感謝申し上げる。文具の売り上げが伸びない中で、1年ぐらい前から単独フェアを準備してきた。提案をしていかなければ売れない時代であり、お客様が求めているものは、一般的なものではなく、ひと味ふた味違う、商品に意義やストーリーがあるものを求めている人が増えてきたのではないか。そんな中、文具に造詣のある堤信子さんと内田洋行さんのセミナー2本を企画した。先週、1年ぶりにシリコンバレーを再訪した。1週間の滞在中、HP、インテルなど主要なIT企業を視察すると、1年前とはスピード感が違う。みな、スピードを上げて変革を促している。われわれも、スピードを持って変革していくその一環として、当フェアを企画。年末や年度末の需要を掘り起こしていきたい」と挨拶。続いて内田洋行大久保昇社長が祝辞を述べ、開会した。
テーマは、オフィスの毎日を変える「ICT&ステーショナリーフェア」。
フェアは2つの会場で構成し、地下1階の第1会場では、文具メーカー30社が各社の最新製品などを出展、1階の第2会場では、名入れサンプルのほか、同社のリアル店舗である和雑貨の新業態「MUCCO」商品や、クラフトデザインテクノロジーの新製品も紹介した。
また、セミナーを2階で開催。フリーアナウンサーで文具の著書もある、堤信子さんの講演会「人の心を捉えるありがとう上手の習慣」に76名、午後の内田洋行によるICTを駆使した会議のあり方についての技術セミナーを56名が聴講したほか、リニューアルした内田洋行本社ビルの内覧会にも約60名が参加した。
堤さんの話を聴いた参加者からは「ふだんの仕事とは違う話が聞けて良かった」など好評で、講演会後に行われた自著のサイン会には長い行列ができた。
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2016年11月16日
ミヤギ、「プレゼンテーション 2016」を開催 堤信子さんのセミナー盛況
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