リコー（三浦善司社長）は、11月16日、東京都大田区平和島に商用印刷に関する一連のワークフロー（受注から編集、印刷、後加工、梱包、配送まで）を顧客に体感してもらう「リコー カスタマーエクスペリエンス センター = CES）TOKYO」をオープンした。

　リコーグループが成長領域として取り組むプロダクションプリンティング事業をさらに拡大するためにワールドワイドで取り組むもので、ヨーロッパ（イギリス）、アメリカ、アジアパシフィック（タイ）に続く、4ヶ所目。

　これにより、リコーグループの4極全ての設置が完了し、各極の事例を共有及び展開しながら、グローバルレベルでの提案も可能にした。

　16日、開所にあたり同所でプレス発表が行われ、リコージャパン常務執行役員産業ソリューション事業本部の坂主智弘事業本部長は同センターについて、「カタログやチラシといったリコーグループ内の販促物を、自社製品を活用して印刷する実践の場。さらに、これまでリコーグループの生産現場で培ってきたものづくりのノウハウを融合し、省人化/自動化された先進的な印刷プロセスを自ら実践すると同時に、商用印刷の顧客にもそのノウハウを体感していただき、提案していく場」と説明した。

　プロダクションプリンティングに関連した製品やさまざまな印刷サンプル、活用事例などを展示し、顧客とともに売上拡大やビジネス創造を考える場である「リコー プリンティングイノベーション センター」（東京及び大阪）と連携し、商用印刷のお客様のバリューチェーン全体に対する提案を強化する。


＜RICOH Customer Experience Center TOKYOの概要＞

所在地：東京都大田区平和島6-5-18
電話番号：03-5767-9886
URL：http://www.ricoh.co.jp/pp/cec