今秋から年末年始までの商戦を見据えた文具の展示会「第24回 2017夏の文紙フェア」が、7月12日~13日、東京浅草橋の共和フォーラム1階~4階で行われ、好天にも恵まれ、前回比12.1%増となる1081人が来場した。夏開催で1000人を超えたのは初めてとなる。
主催はステーショナリー情報委員会(高橋和久代表幹事)。テーマは「Something New~新しさの創造。ひろげよう∞文具の未来∞」で、48社が出展し各社の新製品が出品された。NEXT switch(あたぼう・ぷんぷく堂)が新規出展した。
同展示会は、午前9時~午後6時(13日は午後5時まで)で開催。
今回、1階受付・企画商品陳列レイアウトを変更。来場者が受付後に、新製品や実は売れていますなどの各コーナーを通過するように導線変更したことで、展示フロアでの確実な商品確認につながった。
また、スタンプラリーやはずれクジ無しのお楽しみ抽選会、インターネットによる事前来場受付で来場お礼2倍贈呈、ヤマト宅急便無料などの付帯サービスを行なった。
新規企画として、13日午後1時から文具ソムリエール菅未里さんの講演会を開催。事前申込は81人だったが、当日30人以上の申し込みがあり120人近くが参加し、想定を上回ったほか、講演会効果で、午前11時ごろより来場者が増え、閉会まで商談が続いた。
客層では、文具卸、販売店、業態チェーンなどが来場した。文具ユニオン、東事協、大東京文具チェーン、のれん会の都内小売4団体に開催案内を行った。
12日朝の開会式で口分田運営幹事が「夏開催では10回目の節目となる。今回は、1階のレイアウト変更と文具ソムリエールの講演会と2つの新しい催しによる効果を狙った。積極的な商談をお願いしたい」と述べ、8月に大阪で行われる文紙MESSE2017実行委員長でもある不易糊工業梶田社長がPRも兼ねて、「東京も大阪も盛り上げていこう」と挨拶した。
2日目の13日午後3時から共和フォーラム 2階会場で、「文紙フェア大賞」が発表され、金賞に「ライフスタイルツール らいおん B5」(デビカ)が選ばれた。
銀賞は「あなたの小道具箱4色」(ぷんぷく堂)、銅賞は「マグネットフックゼロスライドSS」(マグエックス)、「両面カラー定規」(共栄プラスチック)、「ビビック」(オート)が選ばれ、表彰された。
2018年新春文紙フェアは、2018年1月10日(水)~11日(木)に同所で予定する。
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2017年07月13日
文紙フェア大賞金賞にデビカ「ライフスタイルツール らいおん B5」
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