2018年最初の国際文具見本市「香港インターナショナル・ステーショナリー・フェア」(HKISF)が、2018年1月8日から11日までの4日間、香港コンベンション&エキジビションセンター(HKCEC)で催される。ドイツ・フランクフルト見本市会社の現地法人メッセ・フランクフルト(香港)と香港貿易発展局(HKTDC)が共催、同じ会場エリアでドイツ・ニュルンベルクに次ぐ規模の香港トイ&ゲームフェアも催される。
今回で18回目となるこのフェアは、巨大な生産・消費国になった中国の現状を踏まえ、アジア各国はもとより欧米などEU圏の文具オフィス用品企業が拠点など機会を求めて参加する。主催者の発表資料によると2017年における世界の“ホビーとステーショナリー”市場は1320億米ドル(15兆1800億円)と予測され、2021年には11.3%の高い年間成長率となる。
そして香港を含むアジアは、2017年度中にハブ(中核)市場として560億米ドル(6兆4400億円)の生産を産出する。また中国が主導するAIB(アジアインフラ投資銀行)の波及効果もあり、主催側が太平洋商圏を見据えた開催意図が演出される。
出展は11か国・地域から250社のメーカー商社が来場バイヤーの市場ニーズに合わせて出展し、会期中に世界各地から約2万名の関係バイヤーが訪れる。前回の来場トップ10か国は、中国本土、韓国、台湾、日本、米国、タイ、インド、マレーシア、シンガポール、フィリピンだった。
フェア4日間の会期中、複数のセミナーが催され、内外の文具産業と知財関係の情報が発表される。
香港トイ&ゲームフェア2018は、文具フェアと同じ会期で催され、ニュルンベルクに次ぐ世界2位のトイフェア開催規模を誇る内容となる。世界40か国から約3000社が出展、会期中世界のトイ関係者10万名を超えるバイヤーが訪れる。HKISFは登録により入場無料。
【詳細】
www.hkstationeryfair.com
日本の問い合わせ先
メサゴ・メッセフランクフルト株式会社
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info@overseas-fairs.com
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2017年08月26日
太平洋の商圏拡大に対応 来年1月に第18回香港国際文具フェア
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