ゼブラは、ボールペンのインクの種類とボール径の太さ別の筆記線比較表を作成し、ホームページのお客様相談室ページで公開をスタートした。
年を重ねることで感じる文具への不満は、ゼブラのお客様相談室にも寄せられている。50歳以上の商品に関する問い合わせは約10年前に比べて、1,000件以上増加しており、内容は、見え方に関する不満が多く、太い字が書けるボールペンを望む声が目立っている。
ボールペンにはインクの種類がある。インクの種類によって濃さが変わり、実はそのインクの濃さで見え方も変わるという。
ゼブラは、中高年の人々が集まる、東京・巣鴨で、実際に50代以上の14名に「どの文字が見やすいか」アンケートを実施。文字を書くときに一般的な距離30cm離れてみてもらい、一番見やすいと感じる文字を選んでもらうと、1位はジェルインクで書いた文字となった。紙ににじみにくい油性と水性が混ざり合ったエマルジョンインクを選ぶ人もいた。また、油性インクは「よく使うボールペンなので、見慣れている」という意見もあり、見やすいという感覚は人によって基準が違うのかもしれない。ボールペンのインクは、その用途や書きやすさも大きな要因だが、文字や線の見えやすさで選ぶことも自分にあったボールペンを考えるきっかけになりそう。
視界に違和感を覚え始めたアラフィフ世代の人は、今使っているボールペンと比較してみてはいかが。
「筆記線シート」 URL http://www.zebra.co.jp/zebra/ball3.pdf
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2017年09月28日
ボールペンの筆記線の見え方に関する調査結果を公開、ゼブラ
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