文具メーカー5社による法人ユーザー向け展示会の記者発表が、4月16日午後に東京都千代田区のキングジム本社で行われ、全社社長が出席して概要が発表された。
展示会名は、「書く・貼る・捺す・デジる」展2018。主催するのは、キングジム、シヤチハタ、ゼブラ、ニチバン、ヤマトの5社。
会期は8月21日(火)(9時30分~19時・受付終了18時)~22日(水)(9時30分~18時・受付終了17時)の2日間、東京有楽町の東京交通会館12階で開催する。
来場者数の増加に伴い混雑と安全面を考慮し、今年から両日とも開場時間を30分早めて9時30分スタートに変更。受付終了時間も30分早めることで、直行し易くなることで分散化を狙い、来場者の集中を緩和する。
当番会社のキングジム宮本彰社長は「おかげさまで昨年は9000名の方にお越しいただいたが、会場の収容が限界に来ており、安全面で心配している。今年は昨年よりも時間を早める。会社帰りの方にはちょっと不便になるが、安全面を最優先に来場者数は多少減っても、内容のあるものを余裕を持って体験していただきたい」と話した。
また「私たちは専門性の高いプロフェッショナルな集団だと自負しており、親しみを持って来ていただける貴重なユーザーの方の期待に応えたい。認知度の高まりと共に会場の問題もあり、来年以降は場所や内容も含めて見直しを検討中」と、会場変更を視野に入れた。
同展示会の目的は、納品販売店の、法人、官公庁、各種団体などのビジネスユーザーに対する商談支援と、文具専門メーカーの「こだわりの品質、性能、用途」を直接ユーザーに紹介し、手にとって体験してもらうこと。
対象は、ビジネスユーザー、販売店、卸店とし、来場には招待券が必要だ。来場者数9000名を目標にする。
テーマは引き続き、「~『のぞいてみよう!ちょっと気になる文具の世界。』~」。
会場構成は、書く、貼る、捺す、デジるの4つの各コーナーに加えて、今回から各社の最新製品を紹介する「イチオシ!新製品」とプロユースや定番製品の魅力や使用方法を紹介する「プロユース・ヘビーユース」の2コーナーを新設する。
各社による、文具・ホビー・アートを体験する場「ワークショップ」や、メーカーの特長を活かした商品を展示し、最新動向を紹介する「メーカーブース」の各コーナーも設ける。抽選コーナーは中止する。
シヤチハタ舟橋正剛社長は「14回目を数えた。来場者の増減に一喜一憂するのではなく、お客さまが何を求めて何を見に来るのかを見極め、メーカー側は何を伝えたいのかを明確にし、営業活動や商品開発のネタとして活用できるように見本市をしていくことが、私たちの今後の課題」と述べた。
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2018年04月16日
30分開始早める!8月21日~22日「書く・貼る・捺す・デジる」展2018
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