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三菱鉛筆、新社屋竣工 uni60周年で限定品 東阪でフェア6300名予定

2018年08月25日

記者発表の三菱鉛筆幹部。中央が数原社長、その右が数原副社長

新本社

 三菱鉛筆(東京都品川区、数原英一郎社長)は、8月22日午後、品川区の本社で記者を招き、上半期業績と下半期の営業活動方針について発表した。数原社長は新本社社屋での営業開始に伴い、「新しいスタートとなる」と話した。

 同社は8月24日に大阪のサンライズビル3階、9月6日~7日に有楽町駅前の東京交通会館12階で、商品研究会「描くから生まれる未来 Re+Write ーこれからのuniができることー」をテーマに開催し、東京5100名、大阪1200名の計6300名の動員を予定する。

 数原社長は、

「7月30日に竣工式を行い、お盆明けに本社新社屋に移ってきた。オフィスが少し古くなり、横浜とで2つに分かれていた拠点を一体化することのメリットもあるが、特に東京は地震のあるところで、社員、関係者の安全性を重視し、最新の免震構造を取り入れた。同時に情報の正確性、仕事の効率性や創造性、さらに長寿社会を迎えてオフィス自体が人生の中で長くいる場所であり、快適に過ごせる空間を創った。明治20年(1887年)に新宿で創業し、大井町には大正5年(1916年)に移り、102年になる、2年間仮本社にいたので、偶然ながら今年が101年目のスタートとなる。また、10月1日、uniが60周年を迎え、ある種の縁を感じる。新しいスタートであり、もっといい会社を創り上げていかなければいけないと感じている」と挨拶。

 上半期業績(平成30年1月~6月)について「連結売上高は、前年同期比9%減の313億円。連結営業利益は同25%減の48億円。前年が良すぎたうえでの数字であるが残念な結果。市場別売上高では国内が3%減で、1月~3月が大変悪く、どの業界でも消費財は厳しいと聞く。4月~6月で取り戻し、秋に向けてピッチを上げていきたい。また海外は、米国の在庫調整の影響を受け15%減だった。商品別では、ジェットストリームが相変わらず伸びており、高級品など品揃えをさらに充実させていく。またユニボールR:Eもラインナップが増え、大きな市場で注力していきたい」と概況を説明した。

 続いて、数原社長は「世の中は第4次産業革命で、テクノロジーがものすごいスピードで進歩を遂げ、変化している。目先のことでは、ECの出現で、米国や中国では流通面で、大きな影響が出ている。日本は幸い、そう過激な変化は起きていないが、これから先、世の中の変化の節目の中で、どうやって乗り越えていくか。私たちの製品面、販売や製造の方法も含めて今までの延長線上にあるのではなく、それなりに考えて取り組んでいく、そういうタイミング。脅威やリスクよりもチャンスと捉え、得意先と共々、さらに別の意味でも新しい成長ができ、取り組みや提案ができる会社にしていきたい」と所感を述べた。


 続いて、商品開発部の早尾部長から下半期に向けて新商品が発表された。

 uni60周年を記念して、「子どもに贈りたくなるuni」をキーワードに限定商品を発売する。

 また、新ブランド「LAYERED(レイヤード)」を発表。鉛筆作りの「挟む」、「削る」という工程から着想を得て形を生み出した。誰もが手にしたことがある古くからの歴史を持つ鉛筆の存在感に、デザインブランド「POSTALCO(ポスタルコ)」が持つアイデア・デザインの要素を加えた。

 油性ボールペンでは、「ジェットストリーム PRIME」に待望のボール径0.38ミリを追加。回転繰り出し式シングルの新色軸と共にデビューすることで、話題性を持続させ、さらなるシリーズの育成を狙う。

 ゲルインクボールペンでは、「uni-ball R:E」の第4弾として、取り外しが可能な消し具を搭載し、筆記距離が長い、机上用のツインタイプ2色ボールペン「R:E2」を発売する。

 シャープペンシルでは、「クルトガコレクション」に発売時期に露出が増えることが予想される、人気のディズニー柄とピーナッツ柄の2つのブランドとコラボ。「クルトガアドバンス」に、「しっかりはっきり書きたい」というユーザーに向けた、濃く折れにくい太芯と文字が太らないアドバンスの特徴を活かした0.7ミリを追加。0.3ミリと0.5ミリはターゲットのニーズに合った柄・模様を取り入れた限定品を発表。

 スポーツブランド「アディダス」では、第7弾を発売するほか、人気キャラクターのマリオやリラックマなどを採用した新入学商品に加えて、「子どもだけでなくお母さんもワクワクさせる」をコンセプトにした学童向け新ブランド「hahatoco」も発表した。

 続いて、山村取締役国内営業部長から下半期の営業活動方針が説明され、国内営業部門の重点方針として、「未来への足固めと変化への対応」が説明され、主力ブランドである「ジェットストリーム、クルトガ、スタイルフィット、ユニカラー、ユニボールR:E、消せるカラー芯シャープ」の拡販に注力する。
 
 小川営業企画部部長から具体的な営業施策として、「ジェットストリームの店頭整備を実施」、「伸長する1000円級シャープのプラットフォーム作り」のほか、「名入れビジネス」では、インクジェットでの鉛筆個人名入れを始め名入れビジネスの強化を行う。

 販売店向けキャンペーンでは、2018年11月~2019年3月末まで、得意先との強固な関係の構築を目的に、「Win・Winキャンペーン」(一般小売店)、「K-1キャンペーン」(量販卸店)、「W-1キャンペーン」(一般卸店)の3つのロングランキャンペーンを行い、期間中の実績により販売奨励金を進呈する。

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