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2018年12月12日

JS会が「歳の印」捺印式を開催。ジャルジャルや和牛、チョコプラも登場

捺印した「歳の印」の拡大パネルと、イベントに出席したよしもと芸人ら

全国印章業経営者協会の代表幹事 松島寛直氏

 全国印章業経営者協会(JS会)は、2018年の世相を表現するデザインのハンコを捺すイベント「2018年 『歳の印』 捺印式」を12月11日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで開催した。

 同イベントは、同協会が創立40周年を迎えたことを期に昨年初めて実施され、今年で2回目。日本の文化である「ハンコ」をもっと知ってもらいたい、楽しんで使ってほしいという思いから、その年々の世相を毎年「歳の印」として表現するというもの。

 2018年の「歳の印」モチーフとして選ばれたのは、山口県周防大島町で行方不明になっていた2歳男児を発見して救出し、また西日本豪雨被災地でのボランティア活動にも尽力した“スーパーボランティア”の尾畠春夫さん。

 石や金属に刻むことで永く保存され、次の時代に歴史を伝えてきたハンコ(印章)の役割に倣い、数ある流行やニュースの中からとりわけ後世に伝えたいものを選んだ。

 また、36mm角というミクロレベルの細かい手彫り彫刻で作られた今年の「歳の印」は、若手印章作家が共同で製作。

 判下(デザイン)を担当したのは高知県高知市の印章店「三星堂」に勤める中野美奈さん。芸術大学で美術を学び、現在はオリジナルデザインのハンコやスタンプの製造に携わっている。

 彫刻を担当したのは愛知県名古屋市の印章店「清光堂」の柴田大次郎さん。国による一級印章彫刻技能士の資格を保有するほか、「全国印章技術大競技会」の彫刻ゴム印・密刻の部で金賞を受賞した経歴を持つ。

 そのほか、同イベントには今年いろいろな方面で活躍したよしもと芸人としてジャルジャル、和牛、チョコレートプラネット、ガリットチュウが出席。

 それぞれの顔と名前をデザインしたハンコを贈られた。ステージ上で実際に捺して絵柄を確認し、その出来栄えに一喜一憂する光景に会場は大盛り上がりだった。

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