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アスクルが会見 ヤフーに対し、業務・資本提携を解消すべく申入れ

2019年07月18日

アスクルの会見の様子

会見の岩田社長

 筆頭株主のヤフーから社長退陣要求をされている、アスクル(岩田彰一郎社長)が、7月18日午後、都内で会見し、ヤフーに対し、業務・資本提携関係を解消すべく、協議の申入れを行っている背景などを説明した。

 岩田社長のほか、取締役兼COOの吉田仁氏、吉岡晃氏、取締役CMOの木村美代子氏が出席。会見は、冒頭15分間、岩田社長が問題提起を行い、残りの1時間強を記者からの質疑に応える形で進行した。

 岩田社長は「今年1月、ヤフーから当社に対し、LOHACO事業のヤフーへの譲渡の可否などについて検討するよう要請があり、翌月、独立役員会および取締役会の審議を経て、この要請を拒否した」と経緯を説明。

 その後、6月27日、ヤフーの川邊社長がアスクルへ来訪し、岩田社長に対し退陣要求するとともに、 ヤフーが8月2日のアスクル定時株主総会で岩田社長再任へ反対することの意向表明があった。アスクルは7月の取締役会で、現任取締役全員の再任案を決議したという。

 岩田社長は「役員刷新ではなく、社長のみの退陣要求。社長を送り込まないのはなぜ?」「強固な協力関係がなぜ壊れたか?」「事業の譲渡だけを求め、譲渡後のプランを語らないのはなぜ?」など、すべてが不可解と話し、「業務・資本提携契約の目的の達成が著しく困難になったことから、契約解消を引き続き求めていく。少数株主、多くのステークホルダーの権利や利益を守る責務を担う」と話した。

 アスクルとヤフーは、 2012年4月に業務・資本提携契約を締結し、ヤフーはアスクル株式42.47%(現在約45%)を保有する筆頭株主。この提携に基づき、アスクルはBtoC通販のLOHACOを立ち上げたが、赤字が続き、2019年5月期も約92億円の損失という結果から、ヤフー側から、岩田社長の手腕を疑問視する声があがっていた。

 なお、約11%を保有する、第2位株主のプラスは7月17日、岩田社長の再任に反対するヤフーの方針に賛同すると発表した。

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