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大丸秋の商談会 テーマは「来て、見て、触れて、REIWAのイイモノ探し」

2019年10月10日

大丸秋の商談会 会場の全景

「LET‘S TRY!~リアルな使い心地~」コーナー

 北海道と青森県一円及び宮城県の一部を商圏に持つ広域複合商社、大丸株式会社(札幌市、藤井敬一社長)の秋の商談会が、9月19日午後1時30分~5時30分、20日午前9時~午後5時、札幌市中央区のロイトン札幌で開催され、109社が出展、371社927人が来場した。

 準備委員会の谷口優二・ステーショナリー営業部課長はテーマについて、「デジタルやバーチャルなど仮想空間でのやりとりが一般的になりつつある今日、実際に自ら目で見て購入するという場面は、減少しつつあります。“会場に来たからこそ分かる質感や使用感をお客様に体験していただきたい。” “来て、見て、触れていただくことで、お客様に納得した商品をご購入いただきたい。”“大丸の商談会に行くと何かが見つかると期待して来場していただけるよう盛り上げていきたい。”という想いのもと、お客様へのご提案だけではなく、我々社員もさらなる気づきの場となるような商談会とし、令和の幕開けにふさわしい商談会にしたいと考え、今回のテーマと致しました」と説明した。
 
 続いて藤井社長より「昨年は、北海道胆振東部地震の一週間後に様々な賛否がある中、お客様が商売の準備をするための大切な場であると考え、開催させていただきました。来場者・売上とも計画比にはもちろん届きませんでしたが、想定以上に多くのお客様にお越しいただきました。やはり商談会を待ちわびて下さっていたのかという印象もあり、ほっとした次第でした。ようやく1年が経過しましたが、この1年ご協力いただいた仕入先様に厚く御礼申し上げます」。

 「我々の文具事務用品業界では、決して良いとは言えない状況が全国的にも続いておりますが、相変わらず、文具製品あるいはオフィス環境改善製品へのお客様の関心の高さが伺えます」。

 「今回は新しい試みを2つしております。1つ目は、例年よりひと月早く、準備に取り掛かったこと。2つ目は、1日目のみですが、販売店様の先のお客様を若干名お呼びしました。今回の試みが果たしてどのような効果があるかは、やってみなければ分かりません。ただ、本当の危機というのは、やって失敗するよりもやらずに通り過ぎてしまうことにあると考え、挑戦と捉えております。今回も様々な商材をご提案させていただいております。テーマのように、お客様には五感を使い、会場に“来て、見て、触れて”記憶に留めていただき、ネットでは出来ない体験をしていただきたいと考えております。」と挨拶。

 出展メーカーを代表して、ナカバヤシ湯本秀昭社長が「我々を取り巻く環境は、少子高齢化や自然災害などを始め、消費税増税など厳しい環境下に置かれております。各国を見回してみても、数多くの争いによって経済の不透明化や景気の泥水を感じる時代です。しかしながら、景気は気からと申します。明日からラグビーワールドカップも始まり、各地で熱い闘いが繰り広げられることでしょう。日本代表チームには結果を気にせず、日本らしい試合をして、世界をあっと驚かせて欲しいです。我々の業界もメーカー・問屋様・小売店様とスクラムをきっちりと組み、ゴールに向かって力強く前へ前へと進んでいきたいと思います。私事になりますが、今年還暦を迎えた年男の私の環境にも変化がありました。1月の九州のある得意先様の商談会にて、お祝いにいただいた赤いパンツを履いたところ、ものすごい結果が出ました。それ以来、勝負どころで履いており、本日も着用しております。かと言ってパンツの力だけに頼るのではなく、『日々の努力』『自分に対する自信』『笑顔で行動すること』が一番の成功の鍵です。本日と明日、皆様とともに元気で明るく笑顔でお客様をお迎えしたいと考えております。」と祝辞を贈り、株式会社栄進堂 山本讓二社長と藤井社長の3氏によるテープカットで開会した。

■各提案コーナーで「来て、見て、触れて“REIWA”のイイモノ探し」のテーマに沿った展示

 109社のメーカーが集う会場内には、大丸株式会社が独自の提案を行う四つの特設コーナーが設けられた。各メーカーの新製品を一堂に集めた「新製品コーナー」を入り口付近に展開。働き方改革を主題に商材提案を行う「New Work Style ~変化への適応~」コーナーは、オフィス用品類、オフィス家具を展示、提案をする「オフィスデザインゾーン」、労働者の体への負担を軽減するパワードスーツを展示する「サポートウェアゾーン」、労働時間管理のための機器を展示する「RPA・勤怠管理ゾーン」の三つのゾーンで構成された。今後の勤労人口の減少、少子化による人手不足などの対策として、労働環境の改善に関する技術は急速に発展しており、年々関心が高まっていることを改めて感じさせた。サポートウェアゾーンでは目新しさも相まって、たくさんの来場者が二種類のパワードスーツを着用し、実際に重たい荷物を持つなどして効果を実感していた。

 毎年のトレンドのファンシー雑貨や、流行のキャラクター関連商品を集めて展開する「ラビタコーナー」では、若者のみならず目を引くレトロ雑貨コーナーも展開。

 「LET‘S TRY!~リアルな使い心地~」コーナーでは、手に取って試すことのできる多機能ペンと多機能バッグの展示を行った。

 インターネット等だけではなく実際に手に取り、使い心地を感じてもらう事を提案するというテーマのとおり、体験型の展示が各所で実施された。

■新製品コーナーでは25社、25品目の製品を展示

 中でも8メーカーが担当者を配置し、実演コーナーを展開した。新製品コーナーでは初となる生活用品メーカーの新製品の展示もあり、文具系だけでなく量販系の来場者に対しても幅広くアピールする結果となった。

 アンケート形式の人気ランキングでは途中経過を随時発表し、参加者707人、総得票2,095票の集計が行われた。1位は今年12月発売予定の、三菱鉛筆の「ジェットストリームEDGE 0.28mm」となった。低重心でしっかりと重みがあり、金属製のボディと革新的な細字の油性インクの書き味に多くの票が集まった。2位から5位までは大きく順位の変動があったが、最終的にプラスの定番のはさみ「フィットカットカーブ」の新型である「フィットカットカーブスマート」が2位となった。柔らかい印象の色合いで従来品よりも小さく軽く、女性や子供の手にも使いやすいサイズになっており、昨今の女性向け文具への関心の高さが伺える結果となった。

■「LET‘S TRY!~リアルな使い心地~」コーナーでは、従来品から新製品まで各文具メーカーの多機能ペンを取り揃え

 実際に手に取って使用してもらい、集計した来場者アンケートを随時ランキング形式で発表。

 合計392名、1,117票の集計が行われた。メーカー毎に多機能の解釈は様々であり、あくまで書き心地を重視した商品や、筆記以外の様々な機能を持たせた商品、斬新な機構を搭載した商品など、普段は触れる機会の少ない商品の展示に、途切れることなく来場者の列が並んだ。各メーカーの個性豊かなペンが並ぶ中で支持率1位となったのは、またしても三菱鉛筆の「ジェットストリーム4&1」。2位にはパイロットの「フリクションボール4 ウッドタイプ」がランクインし、定番人気商品の強さを示した。

 また、特徴のあるバッグコーナーでは、商談会の主なテーマの一つである働き方改革にも対応した様々な多機能バッグを展示。使用例としてバッグを取り付けたオフィスチェアやマネキンを展開した。

■日々、挑戦をしていく

 2日間の商談会は20日午後5時からの閉会式で幕を閉じた。中西孝幸取締役常務からは「今回、前年対比で総受注金額は102.18%。来場社数は371社、来場人数は929名、初の試みであるユーザー様動員については、61社63名となりました。昨年は、弊社社長も申し上げておりました通り、大地震の7日後には、皆様のご支援もあり、無事商談会開催に繋げる事ができました。厚く御礼申し上げます。近年は災害が多く、「災害は忘れた頃にやってくる。」という格言が覆されるような時代です。出来ることは限られていますが、“備える”という大切さを実感する毎日です。その中で、前向きな気持ちで日々物事にもトライアルをしなければいけないと考えております。皆様からの一層のご協力とご尽力をいただく中で、今後も挑戦をしていきたいと考えております。」と発表があった。

 その後、2日間の商談会への協力に感謝し、ダイゴー札幌営業所小林一也所長の祝辞と手締めで終了した。


【新製品アンケート ベスト10】(参加707名 総得票1487票)

①三菱鉛筆「ジェットストリーム EDGE(エッジ) 0.28」(242票、以下略)

②プラス「フィットカットカーブスマート」(214)

③コクヨ「鉛筆シャープ Type Mシリーズ」(201)

④キングジム「ワールドスピーク(対話型翻訳機)」(192)

⑤ぺんてる「Vistage(ヴィスタージュ)水彩スティック」(164)

⑥キヤノン「インスタントカメラプリンター iNSPiC(インスピック) ZV-123」(156)

⑦パイロット「速乾筆ペン 瞬筆(しゅんぴつ)」(95)

⑧クツワ「磁(じ)ケシ(動物、おじさん)」(80)

⑨カシオ計算機「ネームランド イーマ」(74)

⑩シヤチハタ「ネーム9印字デザイン 印影(いんえい)」(69)

※11位以下略

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