コクヨ(黒田英邦社長)は12月12日、ぺんてる株式のぺんてる株主からの買い付け状況を発表した。15日で終了する予定。
同日時点の異動後の所有株式数(予定)は、議決権比率で45.66%。コクヨに対して売却の意向を示しているものの、未だ売買契約が締結されていない株式数(約0.6%)は含まれていない。
同社は「今後も、今回の買付けに応じられなかったぺんてる株主があらためて株式を売却したいとの意向があれば、追加で株式を取得することを検討する」としている。
これに対して、ぺんてる(和田優社長)は13日、プラス(今泉嘉久社長)、プラスが設立したジャパンステーショナリーコンソーシアム合同会社(JSC、岡崎潤職務執行者)の連名で「約200名(株式持分比率にして約30%)のぺんてる株主にJSCへとぺんてる株式を売却いただき、ぺんてるの現経営陣並びにぺんてる、プラス及びJSCの資本業務提携を支持いただいている株主と合わせれば、株式持分比率にして50%を優に超える結果となった」と発表した。
また、「コクヨ社による今般のぺんてる株式の敵対的買付に関連する対応等を受け、これまでコクヨ社との間で行われてきた『両社の協力関係構築に向けた協議』を中止する」とした。
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2019年12月14日
コクヨ「今後もぺんてる株の取得検討」 ぺんてる「コクヨとの協議中止」
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