コクヨ(黒田英邦社長)は、顧客向けのオフィス提案業務における、オフィスの3Dパース作図と家具見積書作成業務の自動化ソフトウェア「GRIP(グリップ)」を導入し、従来の労働集約型のプロセスを改善する新たな取り組みを、2020年1月から順次開始する。
導入する「GRIP(GRaphically Integrated Platform)」は、スウェーデンのコンフィグラ社が提供するパッケージソフトウェアをベースに、2Dで作成したオフィスレイアウト図から、3Dパース作図と、配置されたオフィス家具製品の品番・数量の拾い出しや見積書作成が自動でできる、自動化ソフトウェア。
従来の顧客向けのオフィス提案業務にけるプロセスでは、2Dのオフィスレイアウト図から、複雑な家具配置ルールをチェックし、その品番や数量等を拾い出して、積算書を作成する業務が手作業となっていることから、多くの業務工数や長時間の教育研修等を要することが課題だった。
実務検証では、約120分の業務作業が、GRIPによる作業時間により約50%減(約60分)となり、大幅な時間削減の効果が得られた。
これにより、同社のオフィス提案業務における長時間労働からの解放、従来の手作業によるケアレスミス防止と担当者の業務ストレス軽減とともに、顧客への提案品質やスピードを高めることができる。
今後2020年1月から、主に首都圏エリアの当社拠点部門で「GRIP」を導入開始し、他エリアの当社拠点へ順次展開する。
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2020年01月06日
コクヨ、3Dパース&家具見積書の自動化ソフトウェアを導入
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