海外で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、文具・事務用品の国際見本市も会期の変更を迫られている。
世界で国際見本市を運営するメッセフランクフルト(本部・フランクフルト)は、10月、新型コロナの影響により、2021年1月から3月まで、自社主催のリアルでの見本市を開催しないと発表した。
同社は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の状況を注視してきたが、現在も収束が見られず、また、渡航制限状況や出展・来場者の健康と安全を考慮し判断した。
これに伴い、2021年4月17日~20日を「国際消費財ショー特別版」とし、ステーショナリーとオフィス用品の国際見本市「Paperworld(ペーパーワールド)」、国際消費財見本市「Ambiente(アンビエンテ)」、シーズナルデコレーションとフローリスト用品の国際見本市「Christmasworld(クリスマスワールド」)の3つを同時開催する。
ホビー・クラフト・DIY用品の国際見本市「Creativeworld(クリエイティブワールド)」はオンライン開催のみとなる。
毎年秋にニュルンベルクでステーショナリーの国際見本市「Insight-X(インサイツX)」を開催する、シュピールヴァーレンメッセは、今週14日オンライン発表会を開き、「Insight-X 2021」を2021年10月7日~9日に開催すると発表した。
また、UAEの首都ドバイで、2021年3月に開催予定だった「Paperworld Middle East(ペーパーワールド ミドルイースト)」は、今週15日、2021年5月24日~26日に会期を変更すると発表した。
●「Paperworld」
https://paperworld.messefrankfurt.com/frankfurt/en.html
●「Insight-X」
https://www.insights-x.com/
●「Paperworld Middle East」
www.paperworldME.com
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2020年10月16日
海外見本市も会期変更 ペーパーワールド2021は2021年4月17日から
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