ショウワノート（中条宏志社長）は、2021年の商戦に向けて「2021新春Web内覧会」を1月12日から開始し、新入学・新学期向けや新しい生活様式にマッチする新製品を発表している。

　同社は、東京・中央区の東京本部内に新製品を展示し、2月4日頃までの期間とするが、状況に応じて延長も行う。

　会場では、同社の180°開く「水平開きノート」の新バージョンとして、ビジネスパーソンにも適した「Copernicus 180°（コペルニクス ワンエイティ―）」（発売中）を紹介。

　新入学・新学期に向けての、学習帳新ラインでは、ジャポニカ50th記念商品（B5学習帳・A6学習帳・A4クリアファイル・特別セットA・特別セットB）を1月から発売した。

　イラストレーターの福田利之氏による描きおろしイラストノート「福田利之シリーズ」に、国語12行縦リーダーなど、新しい罫線の8アイテムが新登場する。1月発売。

　また、業務提携したコクヨの「キャンパスノート（用途別）（アニマル柄）」（2月）を紹介。両社の看板ブランド「Campus × ジャポニカ学習帳」が収まった特製什器も展示した。

　新生活様式に向けた注目の新製品は、自宅で楽しく過ごすのに適した、巣ごもり需要のグッズ。

　「かんたん ちぎり絵deコラージュ」（4月発売予定、税抜500円）は、幅広い年代に親しまれている、ちぎり絵をモダンアート風にアレンジした。

　人気キャラクターのドラえもん、ポケットモンスター、リトル・マーメイド（アリエル）を貼り台紙として用意し、付属のカラーちぎり絵を組み合わせて、自分だけの作品を創りあげることができる。必要なのはのりだけ。

　また、おりがみなど、需要が高まるホビー向けに「新感覚紙」（500円）を発売した。高級感のある丈夫な紙、クローバーハートとウッドスタイルを用意し、折りだけでなく、切り貼りなどの工作用としても適している。

　「両面ドットちよがみ」にハート（3月）としばいぬ（4月）を発売する。

　マスク関連のユニークな新製品は、「首からかけるマスク用ストラップ」（2月、500円）。

　運動や食事で一時的にマスクをはずす際に、マスクの紛失防止としてつかえるネックストラップ。プラホックで留めるだけのため、安全にも配慮した。ポケットモンスターとドラえもん柄を用意する。

　また、ノンキャラクターの既存品に続いて、ポケットモンスターとドラえもんのデザインによる、「やわらか素材の抗菌マルチケース」、「やわらか素材の抗菌マスクホルダー」、「抗菌マスクファイル2枚セット」（キャラクターのみ）を2月から新発売する。

　POMOPからは、「ディズニー ツイステッドワンダーランド」の発売中の製品のほか、ペンケース（1月下旬発売予定）、ポーチ（1月下旬）、マスコット付きボールペン（3月中旬）、マルチクリアケースコレクション（3月中旬）を発表した。

　また参考出品として、協力関係にある、エヒメ紙工製の七夕商材（七夕セット笹つき・七夕飾りセット・短冊とこより）と、災害時の避難所や幼稚園・保育園向けに適したダンボール製の「ダンボールベンチベッド」と「アコーディオンブース」も展示し、新たな需要を掘り起こす。