OAラベル大手のエーワン(東京都千代田区、新井浩明社長)は、2月22日、米国3M社(ミネソタ州、ジョージ・バックレー会長・社長兼CEO)グループに入ることで合意したと発表した。国内市場では、住友スリーエムとの協働を図る。
具体的には、3Mがエーワングループの株式80%を取得することで合意に達した。2010年第2四半期初頭を目標に必要な条件が整い次第、グループ入りを完了する。
グループ入りにより、エーワンのもつラベルビジネスのノウハウと3Mのグローバルネットワークとの組み合わせにより、グローバルでの事業拡大と市場での優位性を高める。
また、エーワンのラベルアプリケーション技術、ものづくり技術、並びに独創的な製品開発力と3Mの持つ粘着及び接着やフィルムテクノロジーを組み合わせることで、高付加価値の新製品開発を目指す。
国内市場では、住友スリーエム(東京都世田谷区、ジェシー・ジー・シン社長)との協働により、文具オフィス業界でのプレゼンスをより高め、双方の強みを活かすことで、事業展開を加速させる。
エーワンは、1959年新井協栄堂大阪店として設立。現在ラベルの専門メーカーとして、国内市場で高いシェアを持っている。
一方、3M社は世界65カ国以上に拠点を持ち、40以上からなるテクノロジープラットフォームによる、グローバル企業。住友スリーエムは、日本発の製品などで、グローバル3Mの中枢の一翼を担っており、今年創業50周年を迎える。
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2010年02月23日
エーワン 3Mグループ入りで合意
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