ナカバヤシ(湯本秀昭社長)は、5月14日、2021年3月期連結業績を発表し、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の停滞を受け、売上高は636億4400万円(前期比2.5%減)、営業利益25億5000万円(8.7%増)、経常利益30億2300万円(10.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は15億5200万円(0.6%減)だった。
コンシューマー向け事業では、飛沫飛散低減対策用品のアクリル製や段ボール製パーティション、足踏み消毒ポンプスタンドなどの製品群が好調に推移。また「GIGAスクール構想」対応製品のタブレット保管庫やタイマー付きOAタップ、在宅勤務の定着によりヘッドセットや室内用テントなどリモートワーク関連用品が貢献した。
オフィスアプライアンス事業では、新型コロナウイルス感染症による在宅勤務者の増加に伴い、オフィスシュレッダの受注は低調だったが、年度末に向けて好調に推移した。オフィス環境の改善と飛沫飛散低減対策を目的としたレイアウト変更の動きにより、ローパーティションが伸長した。
22年3月期は、引き続き新型コロナウイルス感染症が経済活動に影響を与え、本格的な回復には時間を要するものと予測、売上高650億円(前期比2.1%増)、営業利益26億50百万円(同3.9%増)、経常利益31億円(2.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益16億円(3.1%増)を見込む。
同社は、また2022年3月期から3か年の中期経営計画を発表し、新規事業や既存ビジネスの深堀による売上増加、業務プロセスの見直しや新たな付加価値の提供による利益率改善を図り、24年3月期連結に売上高700億円、経常利益38億5000万円、経常利益率5.5%を目指す。
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2021年05月20日
ナカバヤシ 24年3月期に売上700億、経常利益率5.5%目指す
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