文具メーカー6社による合同フェアが、3月4日~5日、東京港区の都立産業貿易センター浜松町館で開催され、2日間で1200名が来場する予定。既存製品に加えて、サマー商戦を見越した製品も展示され、新入学商戦後の販売計画を練るバイヤーや販売店は各社からの情報を得ながら、先読み商談に入った。
出展6社は、サンスター文具、ショウワノートグループ、クツワ、キョクトウ・アソシエイツ、トーヨーグループ、学研ステイフル。
従来、新春に開催していた日程を、より実利のある内容にしようと3月にスライドして開催し、3月9日には大阪市のOMMビル2階でも開催する。
サンスター文具は出展社中、最大規模の小間数で豊富な品揃えを展開。「ヤムヤムズ」は、甘いスイーツと可愛い動物がテーマで、ファッション雑誌で最先端の注目キャラクターとして、「この先ブレークする、期待度大です」と担当者。
ショウワノートグループでは、ショウワノートが製品化した、テレビや雑誌で大反響の「六度法シリーズ」を出品。六度法を考案した、富澤敏彦氏がブース内でホワイトボードを使い実演を行い、来場者に印象付けた他、片岸社長自ら出演した、テレビの人気番組『ピラメキーノ』から誕生したピラメキーノ文具などを出展した。
クツワは、今年6月から開催される、サッカーワールドカップ南アフリカ大会が、開催まで100日を切ったことから、同社の展開するプーマシリーズとカメルーン代表のユニフォームを展示して、商戦盛り上げを演出した。また6月から支給開始予定の子ども手当が、文具販売にどのようなプラスになるかのパネル提案も行なった。
キョクトウ・アソシエイツは、新製品「B5・A4・B4サイズのプリントが貼りやすいA4ノート」を展示したほか、シンガポール発の高品質ノート「FOUNTAIN」を参考出品した。
トーヨーグループは、圧倒的な支持を得ているリラックマ文具シリーズや、「くるくる回転寿司」などのおりがみ製品、夏商戦を見据えて、2010年トーヨーたなばたまつりなども紹介した。
学研ステイフルは、日本で絵本が出版されて10周年になる、「リサとガスパール」をブース前面に展開し、アンプロ、暑中ポストカードや夏の風物詩を彩ったサマーシリーズなどを展開した。
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2010年03月04日
メーカー6社が都内で展示会 ブース内で春以降のトレンド予測
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