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2021年08月06日

ショウワノート コロナでも増収増益 コクヨとの相乗効果に期待

左から)ショウワノート片岸茂会長と中条宏志社長

「PUI PUI モルカー ステーショナリー」シリーズ

 ショウワノート(中条宏志社長)は、8月4日午前、東京・新川の東京本部で、プレス発表を開き、中条社長、片岸茂会長らが感染対策を徹底して、今期の方針や新商品について説明した。

 同社は、新型コロナの感染拡大をうけて、8月4日~5日に東京文具共和会館で予定していた3社合同展示会への参加を取りやめ、本部に場所を変更して会見を開いた。

 中条社長は「新型コロナの影響により、このようなプレス発表は2019年6月のおもちゃショー以来2年ぶり。この間、昨年10月にショウワグリムは生産事業をエヒメ紙工に事業譲渡、また12月にはコクヨと資本務提携するなど激変の時を過ごした。引き続き、コロナによる非常に厳しい環境下で変化を求められる中、会社の方向性を明確にして頑張っていきたい」と挨拶。

 続いて6月期業績に触れ、「前期105期は、コロナで業界としても厳しかったが、学習帳の売上が底堅く推移し、塗り絵など巣ごもり商品が順調に推移、また鬼滅の刃関連商品が売り上げに大きく貢献したことで、増収増益だった。コクヨさんとの業務提携では、例えばキャンパスと鬼滅の刃などの売上増加による提携効果が着実に表れている」。

 「今期106期の方針については、引き続き、学習帳の売上増強を図る。そのためにはジャポニカ学習帳のブランドを進化させることを念頭に、デジタル・オンライン化の時代にふさわしいノートとは何かを探求し、エンドユーザーが求めるもの、時代に合ったものを開発する。学習帳トップメーカーとして、真に付加価値のあるものを追求していく」と力を込めた。

 続いて、氷鉋富雄取締役から発売中とこれから予定される新商品についての説明が行われた。

 主な商品では、

 熱中症から守る、子ども向け日傘「晴耕雨読傘」(ポケモンとドラえもん柄・発売中)、「鬼滅の刃ステーショナリーシリーズ」第2弾では、測量野帳などコクヨとコラボした商品も発売中。

 「PUI PUI モルカー ステーショナリー」は、羊毛フェルトを使った人気ストップモーションアニメのシリーズ。8月。「!!!あいすくりん ステーショナリー」は、幼児と小学生向けシリーズ。8月。仮面ライダーの新シリーズ「仮面ライダーリバイス ステーショナリー」シリーズが新登場。9月。

 コラボ商品では、コクヨの「ピープ」・「ドットライナーコンパクト」、トンボ鉛筆の「モノ消しゴム」・「消え色ピット S」のポケットモンスター、ドラえもん、PUI PUI モルカーのキャラクター柄を発売する。10月。

 おあそびおりがみシリーズからは、「筒形ひこうきおりがみ スイっとびー」など4種類を新発売する。10月。

 おえかきができる文具セット「ラッキーバッグ」を新発売。ポケットモンスターと仮面ライダーリバイスを用意。11月。

 来春の新入学・進級商戦に向け「2022わくわく新学期シリーズ」を10月下旬から発売。同社史上最少・最軽量のうす型筆入れ「ハイるん」など多数を展開する。

 また「お正月商品カタログ 2020」掲載商品を10月から発売する。ポチ袋や巣ごもり需要に適した、かるた、すごろく・ふくわらい、おりがみなども揃えた。

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