関東エリアでホームセンターなどを展開するジョイフル本田(茨城・土浦市)は、9月18日から、オフィスリフォームへの参入を開始する。文具や事務用品の物販と合わせてワンストップで顧客の利便性に応える。
第1弾として、約40平方メートルの実物大オフィス空間を千葉ニュータウン店(千葉県印西市)のリフォーム売場(店舗2階)に見本展示し、ファストフードを購入するかのように、手軽に相談できる雰囲気を出し、パッケージによる販売を行う。
販売するのは、オフィス空間をパッケージで提供する新商品「OFFICE BURGER」。
「OFFICE BURGER」は、外資系企業及び国内企業向けに数千件を超える最先端のオフィス空間やワークスタイルを提供してきたディー・サイン(東京・中央区)と、スマイル(東京・江東区)が、合同プロジェクトにより、今年8月に立ち上げたオフィス空間作りのブランド。
ディー・サインが監修する“ちょっといい感じ”のオフィス空間のデザインを基に、スマイルが持つ国内外の製造ネットワークを駆使し最適な製造体制を組むことで、品質の安定した製品の供給を受けることができる。
パッケージのメインメニューとして、“働き方レイアウト3種×デザインテイスト6種”の全18種類を用意する。各パッケージには内装(床材+壁材)+家具が含まれる。
ジョイフル本田は、プロジェクトに賛同し、同社のリフォーム事業部が「OFFICE BURGER」の初の販売店となる。
これまで住宅リフォームを中心にリフォーム事業で培ったノウハウを生かし、顧客のそれぞれの物件、現場に合わせ設計・積算から施工にいたるまで、理想のオフィス空間作りをトータルにサポートする。
また、オフィス小物や事務用品などの需要にも、ホームセンターやJOYFUL-2などの豊富なラインナップにより応える。特に、趣味の専門店「JOYFUL-2」ではワンランク上のこだわりの小物や用品を豊富に揃えており、顧客の満足度に寄り添う。
コロナ禍で、オフィスの在り方が様変わりしている。在宅ワークや働き方改革の浸透で、都心を離れ郊外に低コストで自社や自分の好きなテイストのオフィスを持ちたいという考え方が広まりつつある中、同社の出店する関東エリアでも、オフィス空間のリフォーム需要が増加している。
今後は、千葉ニュータウン店を皮切りに、展示店舗を順次増やしていく予定。年内に2店舗目として瑞穂店(東京都西多摩郡瑞穂町)、次いで宇都宮店(栃木県宇都宮市)での展示見本設置と販売の開始を計画しており、併せて、展示の無いその他の店舗でも受注体制を構築していく。
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2021年09月17日
ジョイフル本田、オフィスリフォーム参入 文具も提案しワンストップ需要に応える
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