店頭向け提案型文具卸のエムディーエス（蔀聡志社長）は11月16日、東京都台東区の都立産業貿易センター台東館で、「2021年11月MDS商談会」を開催した。

　今回は119メーカーが出展。うち、初出展メーカーは「三好製作所」、「研恒社」、「サンリオ」の3社。

　テーマは前期に引き続き「NEXT STEP!」。「メーカーや取引先と歩み寄り、新しい取り組みを行い『NEXT STEP!』を積み重ねていく」という思いを込めた。

　蔀社長は午前8時45分からの開会式で「ウェブ商談会と並行して開催し5回目になるが、やっぱり“リアル”が良いよねという声も多くいただいており、情報交換の場としても（リアル開催は）貴重だと実感している。リアルとウェブ両方とも大切にし、さらに進化させたい。今回はリアル商談会におけるひとつの進化として、電子受注の仕組みをテスト運用として6社のメーカーにご協力いただく。一方ウェブは今回、大阪の紀寺商事（卸業者）に弊社の受注システムを使ってもらっている。より多くのメーカー様、問屋様、小売店様に使っていただけるようなウェブシステムを少しずつ構築していきたい」と述べた。

　会場には各メーカーブースのほか、「タッチアンドトライ」コーナーや、ウェブ商談会で配信されている商品動画を上映するスクリーンなどが設置され、活気ある場となった。

　そのほか、同商談会にさきがけ10月1日から「2021年10月 MDS WEB商談会」と題したウェブコンテンツを取引先各社向けに限定公開しており、オンラインでも注文を受け付けている。同コンテンツの公開と注文受付は11月21日まで。

　次回は2022年2月3日、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催予定。