トンボ鉛筆は、同社の消しゴム「モノ(MONO)」の可塑剤について問い合わせがあったことから、同内容についての対応と経緯を発表した。
同社が製造販売する消しゴム「モノ」はすでに「フタル酸系可塑剤不使用」になって3年を経過している。当該製品には「フタル酸エステル不使用/Phthalate Free」を表示している。
可塑剤変更の経緯は、 優れた字消し性能を誇る消しゴム「モノ」を、 欧州、 米国、 アジア諸国他、 グローバルなマーケットで販売するに際して、 「欧州RoHS指令」(電気・電子機器における特定有害物質の使用制限)においてフタル酸エステル系可塑剤が制限対象物質に追加され規制強化された流れを重んじ、 同社は2015年より独自に非フタル酸系の代替可塑剤の研究を開始した。そして2018年春から「フタル酸系可塑剤不使用」の製品を出荷している。
可塑剤の刷新については「モノ」の字消し率、 物性強度、 使用感等を担保した上で履行したため、改めてのお知らせはしていなかったが、問い合わせを受けての状況から報告した。
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2021年11月24日
トンボ鉛筆 消しゴム「MONO」の可塑剤対応について報告
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