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修正テープ生産を一貫体制 トンボ鉛筆、2009年末に整備

2010年04月01日

「開発型メーカーとしてお客様が喜ぶモノに注力していく」とトンボ鉛筆小川社長(3月31日北区豊島)

書き直しに優れたトンボ鉛筆の修正テープ「MONO PGX」を4月1日に発売

 トンボ鉛筆(小川晃弘社長)は、3月31日東京北区の本社で会見し、かねてから整備を進めていた主力の修正テープ一貫生産体制を2009年末に整備したと発表した。修正塗膜(とまく)の原反生産、及び成型部品生産、並びにアッセンブル等の全生産工程を国内と海外の工場で内製化し、ユーザー視点の開発型メーカーとして大きく踏み出した。大手メーカーで修正テープの一貫生産体制は同社だけだ。

 修正テープの修正塗膜は、愛知県にある新城工場で生産する。同工場内に修正塗膜の内製するための工場棟(約400㎡)を2003年に建設済みだ。

 修正テープのケース及び駆動部品等の射出成型品は2009年に、トンボ鉛筆が傘下に収めた、ベトナムホーチミン市にある樹脂成型加工工場「トンボ・ベトナム第二工場」(総敷地面積8500㎡)で生産する。

 新城工場で生産した修正塗膜はベトナム第二工場に移送され、スリッティング、成型部品加工、組み立て、出荷検査等を経て、完成品の流れになる。

 同社は、修正テープで国内トップシェアの約39%(同社推定)を持ち、世界市場でも上位に位置しているが、日本のみならずアジアなど海外メーカーとの競争が激しい中で、今回の一貫体制でより弾みをつけたい意向だ。

 小川社長は会見で、「1990年頃から修正テープが世に出て以来、各パーツ毎に購入していたメーカーがほとんどの中で、当社は2003年にテープ自体を生産開始し、2009年にベトナム工場を買収して、すべてを一貫生産する体制にようやく至った。修正テープは汎用品のため、従来すべてのユーザーに対応し切れていない部分もあったが、今回の体制で変わるのではないか。今後も消費者に沿った開発型メーカーを目指す」と語った。

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