リコー（山下良則社長）は、4月1日、東京・大田区のリコー創業者市村清のゆかりの地「3L」で、3回目となる新入社員一人ひとりと社長が個別で言葉を交わす、個別入社式を行い、新入社員計79名と対面で会話する時間を設け、お祝いと感謝の気持ちを伝えた。

　新たな試みとして、新入社員の親にも社長との1対1交流の様子を見てもらえるよう、360度カメラのRICOH THETAを使ったライブ配信も実施した。

　山下社長の挨拶は以下の通り（抜粋）。

「新入社員の皆さんは、ぜひ、勇気を出して先輩に話しかけて、自ら行動してみて下さい。その結果での失敗は大歓迎です。ぜひ、『行動する』ということを忘れないでください。私の口癖の一つが、『企業の宝は社員のモチベーションである』です。当事者意識を持って主体的に仕事に取り組む社員が働きやすい会社を作る、そんな環境作りが、社長である私の使命です。今日から皆さんは仲間です。ぜひ力を合わせて、新しいリコーを創り上げていきましょう。」