パイロットコーポレーション(伊藤秀社長)は、グループ全体で使用済み筆記具を回収してリサイクルする「筆記具リサイクルプログラム」を、試験運用を経て全国展開すると発表した。
パイロットグループの環境保全活動の一環として、一般ゴミとして廃棄されてきたプラスチック製の使用済み筆記具を回収してリサイクルする「筆記具リサイクルプログラム」を検討してきた。
今回、社内での試験運用及び2021年6月から期間を限定した都内小売店舗での試験運用を経て、拠点数は限られるものの、全国の小売店店頭と学校関連の施設に規模を拡大し、広く参加できるプログラムとして実施する。
プログラムの目的は、使用済みのプラスチック製の筆記具を回収し、リサイクルすることで、環境負荷の低減ならびに循環型社会の実現の一助となることだ。
ユーザーは店頭に用意された回収BOXに使用済みの筆記具を持ち込む。回収した筆記具は協力工場で分解、樹脂素材ごとに分別してリサイクルされる。回収の対象品は、使用済みのプラスチック製筆記具類。
パイロットでは、回収した筆記具からリサイクルに適した素材を筆記具本体の一部に再利用することをプログラムの最終目標として取り組む。
なお、今回のプログラムでは、個人で使用のものを対象に回収を行っており、事業系ごみに該当する使用済みペン等は対象外となる。
参考 下記サイト内にリサイクル工程や回収BOX設置店舗等を掲載
使用済みペンリサイクル https://pilot-penrecycle.jp/
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2022年09月29日