今年第15回を迎えた、サンスター文具(伊藤幸信社長)のアイデア募集コンテスト「6.1挑戦の日」入選者発表と表彰式が、6月1日午前11時30分から東京駅前の八重洲富士屋ホテルで催され、応募総数6504点の中から入賞作品を表彰した。
昨年6月から今年3月までの応募数は、一般5289点、子供の部(中学生以下)1215点の総数6504点で、前回より5%増えた。
審査は東洋美術専門学校・佐藤行信さんら3人の審査員より行われ、便利なアイデアだけでなく商品化が可能な作品を選出した。大賞(100万円)は該当作品なし、準大賞(50万円)に、使い終わったペットボトルを熱吸収性フィルムでデザイン、再使用するアイデアを考えた西井重雄さんが選ばれた。
またグループ賞(30万円)を受賞した、文具店の竹宝商会(東京)は4年連続で入賞を果たし、同社佐渡専務は「来店客にも応募を勧めた。社員全員がアイデアを工夫して応募した結果」と話した。
伊藤社長は「平成6年6月1日没の創業者、小林三造翁のアイデアに経営活路を拓く精神が活きている」と挨拶、ゲストの阿久津・全文連会長、政木藤二郎・卸連会長、宮本実協力工場代表らが同社企画の業界貢献に祝辞をおくった。
小林大地副社長は閉会の謝辞で、次年度の第16回アイデア大賞募集がスタートし、多数の提案を期待すると述べた。
第15回「6.1挑戦の日」入選者(敬称略)
【子供の部】デザイン賞(5万円文具券)「サシガネJr ~ノートを建築しろ~」山根健一郎
アイデア賞(文具券5万円)「色んな定規」青島みずき
チャレンジ賞(1万円文具券)「においのするはんこ」島田奈奈 他9名
クラス賞(全員に製品セット)大阪市立咲くやこの花中学校
【一般の部】準大賞(50万円1名)「使い捨てボトルがマイボトルに」西井重雄
グループ賞(30万円2名)竹宝商会、学校法人HAL専門学校
ユニバーサル賞(20万円1名)「のりポン」松本恭子
デザイン賞(15万円2名)「クリッフ」野村悠、「かわいいゆびサック」永田智佐戸
アイデア賞(5万円10名)「香り付きカラー筆ペン」小嶋浩輔 他9名
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2010年06月01日
6504点から入選者を発表 サンスター文具「6.1挑戦の日」表彰
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