日本玩具協会と東京玩具人形協同組合は11月27日、都内で今年のクリスマスおもちゃの最新トレンドを紹介する「クリスマスおもちゃ」トレンド記者発表会を開催し、今年のクリスマスおもちゃの最新のトレンドを発表した。

　12月は玩具業界の最繁忙期で、年間売り上げの4割を占めるという。

　今年のキーワードは、「本物志向」と「Wi-Fi」で、注目は「デジタルトイ」。また「すみっコぐらし」と「ちいかわ」の2大キャラクターがクリスマスおもちゃの市場を盛り上げ、「アンパンマン」「トミカ」「プラレール」などの定番ブランドも盤石となっている。

　会場では「子どもや孫に贈りたい クリスマスおもちゃ2023人気投票」（総投票4521）の投票対象になった64点すべてのおもちゃが展示されたほか、トレンドのおもちゃがキーワード別で展示された。

　第1位は、「ユーチューバーが実際に投稿しているような動画」を撮影、編集できるという本格志向のVlogカメラ型トイ「#バズゅCam むてきパープル/ときめきミント」（各税込13200円、セガトイズ）だった。