サクラクレパス、トンボ鉛筆、セキセイ、レイメイ藤井の4社が共催する量販店向け4社合同商談会が、8月4日~5日の2日間、午前9時30分より午後5時まで、東京中央区の区立産業会館で催され、各社とも秋から年末、来年新入学期に向けた提案商品と売れ筋セットを展示、2日間で約100社250名の来場バイヤーと活発な商談を展開した。
□ 旬なテーマで売場提案 サクラクレパス
サクラクレパスは、筆記具はじめ幼児描画の「汚れを気にせず使えるおえかきシリーズ」など多様な企画商材を展示した。なかでも脳の活性化につながる「そろばん」をゴンドラ1本で展開した。
来年からそろばん授業が小学校3年から4年生へ拡大することを受け、総合教育系雑誌に掲載された「やっぱりそろばんはすごい」を掲示し、積極的にセールスを展開した。同社によると、そろばん販売はすでに昨年同期比で30%伸びたという。
■ 人気のペタッツに新顔が トンボ鉛筆
トンボ鉛筆は、発売早々に売れ筋上位に現れた粘着画びょう「ペタッツ」に、新タイプのシートタイプを新発売した。「ペタッツ」は発売以来、比較的軽い置物や展示物の落下や移動を防ぐ仮粘着などと、想定外のアイデアで人気が急上昇したため、年配ユーザーの要望に応え「シートタイプ」(1シート8枚、1箱5シート40枚入り)を上市した。
今回は「貼る」「消す」関係の製品に絞り込み、年末、年始から新学期までの繁忙シーズンに向け、量販市場に向けた「貼る」「消す」商品群と組み合わせセットなどを展示した。
◇ add oneシリーズ中心に展示 セキセイ
セキセイは、発表以来各地からの受注が途絶えない「アドワン(add one)」クリヤーファイル・リングファイル・バインダーのシリーズをトータル展示した。5アイテムで小売単価230円~460円の求めやすい価格帯に押さえたため、上下動の少ない売れ行きとなっている。
また好評の家庭の収納に便利な「ホームアイテム」12アイテム、「オフィスアイテム」、「スクールアイテム」各30アイテムも展示、終日商談が続いた。
□ 目玉はスタディメイト レイメイ藤井
レイメイ藤井は、ユーザーの好奇心を刺激する多くの製品を展示した。なかでも小学生の子供を持つ母親が喜ぶ「スタディメイト」シリーズからは学校生活で配られる大量のプリントや作品類のお便りファイル整理に便利な収納用品を提案。子供たちのテスト、作文などをまとめる「学校メモリーファイル」はアイデアが冴える製品(全6種)。
カラフルペンケースは本革と本革をリサイクルしたレザーケースを共に提案し、ユーザーの選択幅を広げた。またホワイトボードのファンシー化「デコポップ」シリーズとデコメモシート(6柄)も一堂に展示した。
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2010年08月05日
2011新入学期に向けて、量販店向け商談会 大手4社が合同で開催
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