エコール流通グループの大手文具量販卸のエスシー（竹澤義久社長）は、2月14日東京・墨田区の第一ホテル両国で業界誌紙発表会を行い、7月に浅草の都立産業貿易センター台東館で創業50周年記念イベント「アニバーサリー50プレゼンテーション」を開催すると発表した。

　竹澤社長は「エスシーは今年6月に大きな節目となる50回目の事業年度に入る。この機会に私たちは、7月18日～19日浅草の都立産業貿易センター台東館で、創業50周年の記念イベント『アニバーサリー50プレゼンテーション』を開催することにした。このイベントは従来の見本市や商談会の位置づけではなく、エスシーが自力で創り上げていく。当社のネクスト・ステージに向けて、社員全員が知恵を出し合い、創りあげ蓄積してきた『次世代提供価値』のすべてを発表させていただく機会とする。エスシーが現在取引させていただいているお客様、これまでご縁のあったお客様、そして当社にとっては遠い存在であった小売業の皆様など、より多くの小売業の皆様に、私たちエスシーの『次世代提供価値』に触れていただければと考えている」と概要を説明。

　続いて当日の内容にふれ、「1）エスシーなどの『圧倒的なMDの幅』。例えば、既存領域を超える新しい文具、キャラクター、玩具、ランチ、コスメ、衛生用品、日用品、キッチン用品、アウトドア用品、ペット用品など。2）消費者の困り事やテーマ・トレンドに合わせた『商品領域を超えたクロスMD』と『カテゴリーを超えたクロスMD』。3）文具における究極の『カテゴリーマネジメント』。4）売場を楽しくする『イベント企画と売り方提案』。5）コラボメーカーとの『50周年記念企画商材』をメインにしたプレゼンテーションとし、私たちエスシーの『次世代提供価値』に触れていただき、共感していただけるイベントにする。同時に、エスシーの企業姿勢(将来のありたい姿、SDGsの取り組み、ESGの取り組み)やヒト価値を創り出す(イキイキ・ワクワク社員)を紹介する機会とさせていただく」。

　「また今回の企画は東京エコール、日東商会にも協賛していただき、エスシーの『次世代提供価値』と両社が持つ『きめ細やかな個店対応営業力と提案力』『個店対応物流力』 の掛け合わせで、より多くの小売業の皆様に『新たなチャレンジ機会』を提供できるものと確信している。興味を持たれた商材や提案についての相談は、エスシー、東京エコール、日東商会の各営業担当を通じてお受けさせていただく」とグループの協力を得て成功へと導く考えを示した。