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2010年08月24日

猛暑の影響感じさせず、8560名来場 「書く・貼る・捺す・綴じる展」

食品会社に勤める25才女性のデスクトップ。さらなる女子力をアップする文具が周りを囲んだ(24日正午・有楽町)

デジタル文具も人気(24日13時・有楽町)

 大手の文具メーカー6社による、法人ユーザー向け展示会「書く・貼る・捺す・綴じる展2010」が、8月24日(10時~20時、受付終了19時)、25日(10時~18時、受付終了17時30分)に東京有楽町駅前の東京交通会館12階全フロアで開催され、快晴のもと女性ユーザーを中心に賑わった。

 24日の東京は気温34度、厳しい日差しが照りつける中、開会直後から、女性グループ客を中心に来場が続き、24日正午現在で前回より107名増加と外気以上に熱気ある出足で、初日5335名、2日目3225名の来場者数8560名が来場した(速報値)。昨年は8619名が来場した。

 参加メーカーは、キングジム、シヤチハタ、ゼブラ、ニチバン、ぺんてる、ヤマトの6社で、今回で6回目。

 会場構成は、「書く・貼る・捺す・綴じる」の各コーナーを軸に、ターゲット別快適デスクトップレイアウトを提案する「文具で出来る快適空間提案」とユーザーから意外な文具の使い方を募集して展示する「なるほど!納得!文具の便利な使い方」の2コーナーを新設した。

 入口近くに設けられた「文具で出来る快適空間提案」では、架空の食品会社での25歳OL、29歳男性営業主任、56歳男性経理部長の3つのデスクが並べられ、6社の文具による快適なデスクトップ空間を演出した。

 「なるほど!納得!文具の便利な使い方」では、ペン立て付きキーボードなど、ユーザーからの便利な使い方やアイデアが掲示され、書くと貼るの掲示ボードはいっぱいだった。

 またホビー・クラフトの体験教室、セキュリティや電子決済などデジタル系の提案、エコロジーコーナーなど来場者を飽きさせない企画を盛り込む。来場者には6社最新商品サンプル詰め合わせの進呈、空クジなしの抽選会なども行なった。

 同展事務局では「販売店の強力な支援により、前回時間帯比で100名ほど来場者が増加している。Webなどで情報を得ることはができるが、『カタログの実写版』として、メーカーや商品を知ってもらう良い機会」と手応えを感じていた。

 その後、同年10月28日に来場結果詳細が発表され、来場者総数は8681名(前年比102.7%)で、うちユーザーが7813名と構成比の90%を占めた。

 展示会に関するアンケート調査では、来場者の92%が満足と回答。またリピーター4846名のうち、半数以上にのぼる2768名(57.1%)が今回を評価した。

 カテゴリー展示では、「書く」、「貼る」、「捺す」、「綴じる」の順に評価され、その他のコーナーでは新企画「文具の便利な使い方」が全体で第4位と評価が高かった。

 来場者からの要望では、「混雑しすぎ」(92件)が前回(154件)よりも減って、混雑はある程度緩和された。サンプル希望(各コーナーでの展示商品)(68件)は、前回(86件)よりも減った。即売希望(98件)は前回(50件)よりも増えた。来年・次回も来たい(72件)は前回(39件)よりも増えた。

 また時間帯別来場者では、例年同様、平常時で1時間当たり300名~400名台の来場。初日夕方の17時台から来場者数が伸び、ピークは18時台の約1300名の来場となった。

 地域別来場者では、例年同様、東京都からの来場が90%を占めた。さらに東京都のエリア別で見た場合、こちらも例年同様、「千代田区」「中央区」「港区」の中央エリアからの来場者が66%となった。

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