12月9日(木)から11日(土)まで、東京ビッグサイトで開催される国内最大級の環境展示会「エコプロダクツ2010」が開催され、文具メーカーも出展する。
開催12回目を迎える今年のテーマは「グリーン×クリーン革命!いのちをつなぐ力を世界へ」。745社・団体、1,762小間が出展、3日間で18万5千人の来場を見込む。
シード(大阪市、西岡靖博社長)では、会場で、コピー用紙をその場で再生させる画期的な古紙再生装置「RPM-5000」を発表する。
「RPM-5000」は、薬剤などをまったく使用しないで、水と電気だけを使用し、企業や公共機関などで多く使用されている日本工業規格A4判の使用済みのPPC用紙を100%の原料にして、古紙100%の再生紙を毎時500枚つくる業界最高速の古紙再生装置。
平成21年度ものづくり中小企業製品開発等支援補助事業により開発した。
同社は「平成22年度大阪市環境表彰“団体及び事業者の部”」で受賞、12月12日に表彰されるなど、環境事業が注目されている。
トンボ鉛筆は、「エコプロダクツ」内で、「書く・貼る・消す」全般をカバーする同社の環境商品を紹介、中でも発売から20周年を迎える修正テープについて、商品の変遷や、環境への配慮の工夫を取り交ぜて、年表で紹介する。
ヤマトは、ワンタッチ詰め替えタイプのスティックのり「リプレ・ナチュラル」をはじめ、フィルムに生分解性プラスチックを使用した「メモックロールテープ フィルムタイプ」などの環境配慮製品を展示する。
ニチバンブースの目玉は、12月1日からスタートした「ニチバン巻心エコキャンペーン」。同社初のユーザー参加型の環境キャンペーンを詳しく紹介する。
また東芝ブースでは、フリクションを使ったアンケート&ラリーの実施と、パイロットコーポレーションと共同開発中の瞬時に消せるトナーの参考デモ出展が行われる予定。
一方、家電メーカーのシャープは、近未来のソーラータウンのジオラマと大画面マルチディスプレイシステムによる映像で、太陽電池のトータル・ソリューション・カンパニーを目指した事業展開をはじめとする同社の特長的な環境への取り組みを紹介する。
その他、会場では、家電や日用品をはじめ、自動車や住宅・建設、エネルギー、素材、食品、金融、環境先端技術やソリューションなどあらゆる分野のエコプロダクツ・サービス、環境技術が展示される。
また出展企業のCSR活動や、環境系NPO・NGO、市民団体による活動、政府や自治体の環境政策なども紹介され、日本国内の環境活動の動きを知る絶好の機会となりそうだ。
さらに、ご当地の魅力がギュッと詰まった人気の地域ブランド商品が大集合の「地域食とものづくり総合展2010」を同時開催。試飲、試食、販売なども会場で行う。
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2010年12月02日
エコプロダクツ2010 12月9日から シード「古紙再生装置」を出展
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