ソニー・クリエイティブプロダクツ(古川愛一郎社長)は、5月23日、千代田区六番町の本社で2011年のビジネスプラン説明会を開催した。
同社は「真似の出来ない独自性を持つ、業界で欠かすことの出来ない総合キャラクターエンタテインメントカンパニー」を目指す。
同社のビジネスコンセプトは「良質なプロパティを世の中によりよく提供することにより、お客様に夢と感動を与える」。
古川社長は、2011年の事業計画について、キャラクターのメディア露出、ショップとリティル(小売)、プロダクツ(商品を生産していただく)により、コンテンツ価値の最大化を図ると説明。
続いて、マスター系コンテンツの、ピーナッツ、きかんしゃトーマス、ピングー、リサとガスパール、ミスターメン&リトルミス、スポンジ・ボブ、ジョエル・ロブション、うさぎのモフィ、ポペッツの戦略と最新動向を発表した。
また80年代にヒットした、BAIKIN-KUN、たま&フレンズ、LET‘S CHATを紹介。
営業力強化では、国内中心のライセンス事業に加えて、海外事業としてオリジナルコンテンツを世界で展開するグローバルビジネスを行う。
またキャラクターキャスティングの強みを活かし、同社保有のキャラクターをクライアントへ提案していくことを基軸に、さらにニーズに応じたキャラクター提案を強化していく。
社会貢献では、震災支援関連においてピーナッツのライナスの安心毛布1200枚を寄贈、ピーナッツオリジナルチャリティTシャツ販売などを行った。
古川社長は、「キャラクター業界の使命として、被災された子供達に向けて元気を取り戻すこと。子供達が元気になれば、そのご両親も元気になれる。そのためにも被災地を復興支援する、着ぐるみを中心としたキャラクターイベントを継続的に実施するビックプロジェクトを業界全体で考え、癒し、感動、夢のあるキャラクターイベントで東北の子供達をサポートしていく」と語った。
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2011年05月24日
ソニー・クリエイティブプロダクツ、キャラクターキャスティング事業強化
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