カシオ計算機は、6月13日と14日の2日間、渋谷区本町の同社本社1階大会議室で、プロジェクター新製品展示会「カシオコミュニケーションプロダクツ2011」を開催し、法人ユーザーなど約300名が来場した。

　同社のプロジェクターの最大の特徴は水銀フリー。光源に有害物質である水銀を含まないことを開発起点に、独自開発したレーザー&LEDハイブリッド光源を搭載することで、環境性能とコストパフォーマンスを高める長寿命光源を実現した。

　注目のプロジェクター新製品は、ハイグレードモデル、短焦点モデル、スタンダードの3モデル12機種を展示。

　「ハイグレードモデル」は、水銀フリーで初の3500ルーメン高輝度モデル。また水銀フリーで初の短焦点モデルなどを発表。

　展示会では、さらに最短5秒起動や新光源により高い色再現力などの高品質を来場者が体感した。

　新機能の3D対応では、教育市場を想定し、3Dコンテンツなどを可能にする。またこの夏の節電ニーズにマッチした、自動で光量が5段階調整できる機能やアプリを入れることでiPadやスマートフォンなどのタブレット対応も可能にした。
　
　また、ページプリンタのラミネート機能も会場で実演した。