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2011年07月21日

トンボ鉛筆 今秋から、新トンボマークを導入 来るべき100周年に向け

トンボマークおよびロゴタイプの変更について語る小川社長(7月13日東京北区)

2013年までに新トンボマーク(上)とロゴタイプ(下)に移行する

 トンボ鉛筆(小川晃弘社長)は、トンボフェア開催前の7月13日午前、東京北区豊島の本社で記者会見を行い、トンボマークおよびロゴタイプのリ・デザイン発表と、今秋以降の新製品詳細、東京と大阪会場で行うトンボフェアの説明を行なった。

 新トンボマークおよびロゴタイプは、まず今秋の新製品と出荷中の一部製品に導入しはじめ、同社が創立100周年を迎える2年後の2013年をメドに全面的な統一を図る計画。

 特に80年余にわたり、社章に採用されていたトンボマークを変更することにより、来るべき100周年を機に新生トンボ鉛筆としてさらなる飛躍を果たす。

 小川社長は「ユーザーはトンボマークとロゴを見て、当社製品であると認知していただいているが、2013年に100周年を迎えるにあたり、新トンボマークとロゴに変更する。今年9月から展開を開始し、2013年には全製品が切り替わる」と述べた。

 同社は大正2(1913)年2月に創立。昭和2(1927)年に、高品質かつ国内最高級の黒芯鉛筆を発売するに際してトンボマークを採択し、これを商標登録。「トンボ印鉛筆=トンボ鉛筆」として発売し、市場の支持と信頼を得て、メーカーとしての礎を固めた。

 昭和14(1939)年に株式会社に組織変更をし、「トンボ鉛筆」を社名、「トンボ印」を社章および鉛筆のトレードマークとした。

 以降、平成7(1995)年にロゴタイプデザインの大幅な改訂を行い、直近に至る。

 2006年には、トンボ・ブランディング・プロジェクトを設置し、「トンボの社会的使命」等を議論し、翌年1月「トンボのこころ(企業姿勢)」を策定した。

 2013年の創立100周年に向けて、これをシンボライズすることを目的にトンボマークおよびロゴタイプの見直しに着手し、このほど完成し、今秋から第一期導入を開始する。新トンボマークおよびロゴタイプは、2011年7月現在、日本国内は商標登録済み。また、海外はすでに10カ国で登録となり、世界各国で出願中。

 中でも、トンボマーク(社章)は創業事業である鉛筆類には80年余、変わらず導入してきたが、近年に開拓した新領域の書く・消す・貼る等の製品群へは導入していなかった(ロゴタイプのみの表示)。

 今後は、すべての製品に新トンボマークおよびロゴタイプを導入していく。その目標は100周年の年、2013年。そして、多様化、多角化、国際化するすべての事業領域において「トンボのこころ」をアピールしていく。

 新製品では、「書く・消す・貼る・育む」をテーマに発表。書くでは、「ZOOM505 AZURE BLUE 限定色」、「多色ボールペン リポータースマート」「プレイカラー2 24色セット 36色セット」。

 消すでは、「消しゴム MONOエアタッチ」。「消しゴム MONOダストキャッチ」。貼るでは、「消えいろPIT XS 新柄」、「強粘着 接着ペタッツ シートタイプ」。

 育むでは、「ippo! 小学館『小学一年生』とコラボ」、「ippo!」シリーズから「トンボのかきかた 小学一年生コラボ」、「トンボのかきかた鉛筆」、「スライド缶入色鉛筆」、「うずまきグリップ」、「つなげるキャップ」、「 つまんでポイシャープナー」を紹介した。

 新製品は東京と大阪の2会場で開催する「トンボフェア2011」で披露する。

 東京会場は、7月20日(水)、21日(木)、22日(金)の3日間(すべて13:30~19:30)、同社本社で独自開催。大阪会場は、8月1日(月)、2日(火)の2日間(初日13:00~19:00・2日目9:30~17:00)、マイドームおおさかで行われる「文紙MESSE2011」にブースを出展し開催する。

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