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2011年07月26日

コクヨS&Tが展示会開催 森川社長「選ばれ続ける存在になる」

コクヨS&T森川社長は年1回の展示会について「売上の起点作りとマーケティングの場として活用する」と開催目的を語った

会場の様子(7月27日午前、品川)

 コクヨS&T(森川卓也社長)は、7月27日、28日、品川のコクヨ東京ショールーム2階で、店売り専門店と量販店を対象にステーショナリー新製品や販売促進の提案などを行う「コクヨS&Tリテールメッセ2011」を開催し、2日間で約1500名の来場を見込む。

 テーマは、「一緒懸命 ~私たちの知恵で明るい未来を創り出そう~」。

 出展780アイテム中200アイテムを新製品で占め、社会が多様化する中での、きわだつ新製品を紹介する。

 主な新製品では、収納枚数が従来と同様でありながら背幅がスリムになった「リングファイル<スリムタイプ>」、人気のカバーノート「システミック」新シリーズとして、アクティブシーンで活用できる携帯に便利なカバーノート「SYSTEMIC active(システミックアクティブ)」、植物由来成分を使用することで環境と人に配慮したスティックのり「プリット」のリニューアルなどを紹介した。

 また第20回日本文具大賞(機能部門)グランプリを受賞した、「針なしステープラー<ハリナックス>(ハンディタイプ8枚綴じ)」や、プレゼンテーションポインター「PCプレゼンポインター<エアビーム>」、文字数が数えやすい「キャンパス レポート箋(ドット入り罫線)」など、今秋以降の新製品も発表した。

 26日の記者会見で、森川社長は「国内のステーショナリー事業は環境変化の波におされ、厳しい状況におかれている。4つのトレンドである、コモディティ化(価格の低下)、少子化(個客の減少)、IT化(利用頻度の低下)、多様化(質の変化)を踏まえて、開発に生かしていく。その上で未来を創り出す『強み』に集中していきたい。具体的には、開発商品1万3000アイテムを、ST1、ST2、ST3に分類し、その中でST1とST2に集中する」と述べ、国内市場では選ばれ「続ける」存在に、海外市場では、「最初に」選ばれる存在になりたいとした。

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