日本ホールマーク(畦地教子社長)は、6月4、5日の2日間、東京都品川区の東京デザインセンターで、新作展示受注会「2014ホールマーク・フェア」を開いた。大阪では、6月11、12日にハートンホールで開催。
今回は、7月~9月発売の新商品を中心に、クリスマス商材、年賀商品などを展示した。展示方法も変更し、そのまま店頭でも活用できるような売場提案や、新商品を実際に楽しめる体験コーナーも設けた。
会場入口近くには、海外の雰囲気が感じられるクリスマスのカードがずらり。スライド式のオルゴールカードは、上に伸ばすと30cm以上になり、ジングルベルの曲に合わせてライトが光る。人気の組み立てて楽しむペーパークラフトのクリスマスカードも新登場した。
来場者が足を止めて見入っていたのは、業界初の集計欄がすべて再剥離シールになった家計簿4点が展示されたコーナー。週ごと、月ごとの集計欄が再剥離シールになっているため、その都度転記する必要がなく、手間が省ける。実演もあり、担当者がシールの使い方を来場者に説明した。
また、同社とカタログ通信販売大手のニッセンがライセンス契約を結んで開発したブラウスなども展示。そのほかライセンス契約による商品も数多く並んだ。
展示受注会に先立ち、5月16日には、日本ホールマークの親会社、米国ホールマーク・カーズ・インクのドナルド J ホール Jr.(Donald J. Hall, Jr.)社長兼CEOが来日し、東京都港区の本社で記者会見を開いた。ホール社長は同社の理念やビジネス展開などについて説明し、「日本その他の国々でさらに新しい分野で挑戦し、より多くの人との絆を深める商品を提供していきたい」とあいさつした。
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2014年06月11日
ホールマークが新作展示受注会 クリスマスカードや家計簿など
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