プラス(東京、今泉公二社長)は、文具・事務用品の基幹生産拠点である全額出資のベトナム現地法人「プラスベトナム工業株式会社(PVI)」の「ヌンチャク工場」を増床し、9月5日から本稼働し、ベトナムでの生産体制の最適化・強化を図る。
初の自社工場での生産となる、はさみの生産ラインを開設するほか、ビエンホア工場(稼働開始:1995年5月)からのファイル製品群の生産移管を進める。
はさみは、主にアジア先進国、欧米等の海外市場へ投入を予定。2012年1月発売以降、国内で大ヒット中のはさみ「フィットカットカーブ」シリーズを、いよいよ海外に本格展開し、修正テープに次ぐ世界戦略製品へと育成する考えだ。
ヌンチャク工場は、2010年5月ベトナム第2の生産工場として稼働を開始。ホッチキス針、ゼムクリップの生産を皮切りに2012年からは、ビエンホア工場から樹脂製ファイル製品、フラットファイル等の生産を一部移管、生産品目・ラインを拡充してきた。
敷地内に7200平方メートルを増床し、はさみ生産ラインの新設および樹脂製ファイル生産ラインの移設を行う。投資額は、増床工事および設備投入等で約520万USドル(約5億3,000万円)。
【プラスベトナム「ヌンチャク工場」】
増床生産品目:はさみ<新規>、ファイル製品<拡充>、ホッチキス針、ゼムクリップ<継続>他
所在地:ドンナイ省ヌンチャク3工業団地25B番地
工場開設:2010年5月
増床ライン稼働日:2014年9月5日
敷地面積:30,300??
建物面積:17,185?屐覆Δ塑2鸛?床面積:7,200?屐?
増床及び設備等投資額 約520万USドル
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2014年09月04日
プラス、ベトナム第2工場を増床 人気はさみシリーズを世界展開へ
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