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2018年01月21日

QRコードPOP活用で売場活性化を推進 エコール春の大見本市 

賑わうエコール会場「初日午前中)

ミニセミナーで販売店に直接語りかける、トンボ鉛筆小川社長

 広域文具流通のエコール流通グループ(ERG、一ノ瀬巌社長)の第106回春の大見本市が、1月19日、20日の2日間(午前9時~午後5時)、東京都大田区の東京流通センター第1と第2の展示場で開催され、初日午前から順調な出足で好結果が期待された。売上目標64億8000万円(前年同期比97.6%)をかかげた。

 文具業界の見本市としては最大規模となる45都道府県から会社数1650社、店舗数2300店、来場者数3700人の来場を見込んだ。

 19日午前8時35分からの開会式で一ノ瀬社長は「共催の事務機チェーン、ステイショナーズ・チェーン、出展社やERG役員や社員の皆さまのおかげで立派な展示会場が出来上がった」と謝辞の後で、

 「前回に引き続き、見本市のテーマは『SNS』。今回もITをからめた提案を推進する。その一つとして、QRコードPOPによる商品動画説明では、メーカー協力の下に、43社411アイテムのQRコードPOPを、いつでも販売店に供給できるサポート体制を整えた。各ブースにはそのPOPを配置し、売り方の提案も行う。説明が必要な商品は売れないというジンクスを解消し、ついで買いにつなげよう。楽しい売場作りや販売員の働き方改革にもつながる」

 「もう一つの施策は集客のためのLINE@(ラインアット)による情報発信。秋の見本市以降、数社が加入し始動したばかりだが、エコールが旬の話題や商品情報・画像等のサポートを行うことで、販売店の情報発信と集客に寄与したい。詳しくはミニセミナーで紹介する。ネット購買が増加している今だからこそ、売場の強化が必要だという思い、そして時代に乗り遅れないように新たな提案をしたいという思い、この主旨・目的が伝わって販売店に賛同いただければ幸い。我々は卸として、常に販売店のお手伝いをする姿勢を忘れず、メーカーの力も借りながら事業を進化させていく」と述べた。

 続いて、エコール・ステイショナーズ・チェーン坂本匡蔵理事長と、仕入先で構成するエコール賛助会を代表してゼブラ石川真一社長が祝辞を述べ、西康宏見本市実行委員長(岡山エコール社長)の発声で来賓代表がテープカットしてスタートした。

 会場では「S.N.S.」をメインテーマに、143社が出展した。

 受付会場の2階に設置されたイベント館は、「先取ります!ニーズに応えて 旬を揃えるイベント館」をテーマに、ERGの情報発信ブースと位置付け。ショートセミナーでは、トンボ鉛筆小川社長、LIHIT LAB.田中社長、ヤマト長谷川社長、シヤチハタ舟橋社長、文具王の高畑正幸氏など、講師7人が2日間にわたり、店頭の活性化に直接つながる具体的なテーマで繰り広げた。

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