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2023年02月06日

リコー、DXを支援するフルカラー複合機 業種業務ごとの課題解決に貢献

複合機新製品発表会に出席したリコージャパン オフィスプリンティング事業センター石井センター長(右)とリコーOC事業センター佐藤所長

リコーのA3フルカラー複合機新製品

 リコー(山下良則社長)は、DXとサステナビリティの両面で価値を提供するA3フルカラー複合機の新製品として「RICOH IM C6010 /C5510 /C4510 /C3510 /C3010 /C2510 /C2010」の7機種16モデルを2月14日に発売するのを前に、6日東京・晴海のリコージャパン晴海トリトン事業所で発表会を開催した。

 近年、働き方の変化や法改正に伴い、注文書や請求書など紙の電子化が推し進められるなか、複合機はアナログとデジタルをシームレスにつなぎ、顧客業務のDX支援を担うエッジデバイスへと変化している。

 今回の新製品では、エッジデバイスとしての機能強化を図り、名刺や領収書などの小サイズ原稿を含めた多様な紙文書を電子化することができる。

 リコーの共創プラットフォーム「RICOH Smart Integration」を介し「RICOH kintone plus」(有償)などのさまざまなアプリケーションを複合機と連携することで、電子化した文書を手軽に閲覧、管理、データ処理ができ、ワークフロー全体の効率化を実現する。

 オプションでは紙折りや針なし綴じ機能の強化を図り、業務に合わせて最適な形で文書を出力できる。

 クラウドに接続するエッジデバイスには強固なセキュリティーが求められるため、新製品では最新のセキュリティー機能を搭載。顧客ごとの業種業務に寄り添ったデジタルサービスを提供し、DX推進を支援する。

 さらに省資源・省エネルギー化によりライフサイクル全体での環境負荷(カーボンフットプリント)を前身機より約27%削減し、顧客の事業活動での環境負荷低減に貢献する。

 業界トップとなる本体樹脂総重量の約50%(重量比)に回収材(再生プラスチック)を使用しているほか、製品梱包材にリサイクル可能な紙材料を使用し、包装プラスチックを従来比54%削減した。

 また、新たな低融点トナーの採用などによる消費電力の低減を行うことに加え、製品の組み立て生産で使用するすべての電力を再生可能エネルギー由来の電力でまかなっている。環境への取り組みや性能を強化することで循環型社会および脱炭素社会の実現に貢献する。

 リコージャパン オフィスプリンティング事業センターの石井センター長は「今回のスキャニングはグループ会社となったPFUのものではないが、今後はシナジーを高めていきたい」と話した。

 価格帯は105万2000円~270万円(税別)。

 また発表会ではリコーグループの環境への考え方として、7つの重要社会課題に対しての取り組みが紹介された。

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