サクラクレパス(西村彦四郎社長)は、7月6日~14日、東京・柳橋の東京支社地下1階の展示会場で「2023年秋冬新製品展示会」を完全予約制で開催、7日12時30分から西村社長が前期業績と今期以降の展望についてプレスに向けて説明した。
西村社長は「2022年度連結決算では売上高は前期比微増の437億円。形の上では過去最高売り上げを更新することができたが、その中身は特に海外関係は円安に助けられたことが大きい。利益は残念ながら2桁ダウンした。大きな要因として一番大きいのは原価の大幅な上昇。今後も会社としての大きな課題の一つである。もう一つは物流費が継続して高騰しており利益面でマイナスだった」と業績に言及した。
続いて「今の販売部門の大きな柱は、国内営業、海外営業、エデュースの3つ。国内でいうと国内営業、エデュースともう一つ新たな市場になるビジネスモデルを教育市場に向けて作る。第一弾として教育施設向けの保護者を含めた新サービスの提供開始を進めている。下期にテスト的にスタートする。最初から大きな売り上げは見込めないが、エデュースも開始から20年が経ち大きな柱になった。そういう意味では10年後、20年先を見ての次のビジネスの柱を作っていきたい」と先を見据えた。
展示会では、9月から11月にかけての新製品多数が紹介されたほか、新しい領域の参考出品もあった。
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2023年07月08日