オカムラ（中村雅行社長）は、「オカムラグランドフェア2024」を11月8日～10日、東京・紀尾井町のオカムラ ガーデンコートショールームで開催した。

　6日に記者発表会が行われ、中村社長はオフィス市況について「昨今、いろいろなところで人的経営ということが言われ始め、オフィス環境改善を人への投資と考え、働く人がいきいきと働ける環境を作ることが、重要な経営課題になっている。コロナ禍を経験し働き方が大きく変わった。働く場所の多様化も進み、ハイブリッドワークが定着した。新しい働き方に合わせたオフィス環境の改善やリニューアルに、業種、規模を問わずに全国で関心が高まっている」と挨拶した。

　続いて眞田弘行オフィス環境事業本部マーケティング本部長が「オカムラグランドフェア2024」のコンセプトを説明、その後各展示エリアで新製品説明が行われた。

「オカムラグランドフェア2024」は、「今、オフィスは、イノベーションの舞台へ。Heart Beat Office」がコンセプトだ。

　個性ある仲間が集まることで「思いがけないきっかけ」が巻き起こり、個人の能力を超えた、イノベーションが創造されるワークプレイスを紹介し、一人ひとりが活き活きと働き、オフィスにいる仲間との関係性を深められる環境づくりを提案する。

　会場ではハイブリッドワークが広がるなかで、人と人との関係性を深め個人ワークとチームワークの両方をサポートするオフィス家具や、変化する役員の働き方に対応するエグゼクティブ家具、豊富なバリエーションを持つワークブース「テレキューブ by オカムラ」の追加品ぞろえ、ウェルビーイング実現に向けたワーカーの快適性をサポートする電動昇降デスク「スイフト」のリニューアルモデルなどを発表・展示した。