パイロットコーポレーションは2月14日、2024年12月期連結業績を発表し、連結売上高は1261億68百万円(前期比106.4%)、連結営業利益が178億5百万円(同93.7%)、連結経常利益が201億10百万円(96.5%)、当期純利益は151億81百万円(同111.1%)だった。
連結売上高の内訳は、国内市場が303億12百万円(前期比104.8%)、海外市場が958億55百万円(同106.9%)。
日本では「S20」や「ドクターグリップ クラシック」等のシャープペンシルが好調で、前期からグループ入りしたマークスの売り上げも伸長。
主要事業の売上高は、ステイショナリー用品事業は322億21百万円(前期比100.0%)、玩具事業41億70百万円(同106.9%)、産業資材・その他事業31億47百万円(同107.0%)。ステイショナリー用品事業の内訳は、筆記具が284億80百万円(同99.5%)、文具・その他が37億41百万円(同104.0%)だった。
米州地域は米国で「G-2」が引き続き好調。売上高は388億87百万円(前期比110.0%)、利益は19億20百万円(同162.5%)。
欧州地域は欧州市場での主力製品である「フリクション」シリーズ等の売上が回復してきた。売上高は269億23百万円(前期比110.7%)、利益は17億82百万円(同105.6%)。
アジア地域は、中国の長引く景気低調の影響を強く受けたが、中国市場での主力製品であるゲルインキボールペン「P-500/700」等は健闘した。売上高は208億17百万円(前期比104.9%)、利益は3億56百万円(同44.0%)。
今期は最優先の経営課題として、主力事業である筆記具事業のグローバルマーケットでの伸長を主眼に置く。
2025年12月期連結通期は売上高1330億円(前期比5.4%増)、営業利益180億円(1.1%増)、経常利益190億円(5.5%減)、当期純利益145億円(4.5%減)を見込む。
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2025年02月14日
パイロット24年12月期 連結売上高6.4%増の1261億
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