オフィス向け商社のオカモトヤ（鈴木美樹子社長）は、同社が展開する女性活躍推進サービス「Fellne」について3月7日東京・虎ノ門の本社で、2回目となるイベント「FellneFES」を開催し、昨年を上回る102社の企業が参加し会場は熱気に包まれた。

　「FemAction～Small steps lead to Big changes！～」をコンセプトに掲げ、企業に導入可能なサービスや商品の展示、セミナー、ワークショップを通じて、女性活躍推進に向けた具体的なアクションを提案する場として開催された。

　トークショーでは、「競技から職場へ　女性アスリートのキャリアが変える組織力」と題し、タレントの東尾理子さんとオカモトヤに勤務しながら、女子サッカークラブのニッパツ横浜FCシーガルスでも活躍する新井翠選手、鈴木社長が参加して行われ一番の賑わいとなった。

　セミナーでは、「Palette Well-beingオフィス」「みんなで更年期を楽しく乗り切ろう！」「法改正に伴う企業による介護離職防止策」などをテーマに実施された。大塚製薬担当者とオカモトヤ社員、お客様による座談会も開かれ、PMS（月経前症候群）や更年期の疑問、「その時どうする？」を全員でディスカッションした。

　ワークショップにはピラティス・AIロールダウン解析体験も実施された。展示ブースもあった。

　また今回のイベント注目企画として、同業他社である名古屋の丸天産業（天野敬之社長）と2拠点開催を行った。丸天産業では、女性部長の就任など女性活躍が加速しており、オカモトヤ社長と女性部長のトークセッションも実施し、同業でありながらも企業同士が連携することの重要性を語った。

　来場者からは、「具体的な取り組みを学ぶことが出来た」「企業同士のネットワーキングの機会として有意義だった」といった声が寄せられ、女性活躍推進に関心のある企業にとり、実践的な知見を得られる貴重な機会となったようだ。