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2025年03月24日

決め手は顔認識AI! 我が子の様子をアプリで閲覧 サクラクレパス、保育サポートICT事業に参入

保育現場と家庭を写真でつなぎ 「保育の質」を可視化へ

料金は園も保護者も基本無料

 サクラクレパス(西村彦四郎社長)は、新たに保育サポートICT事業への参入を目指し、「保育現場と家庭を写真でつなぐ」をコンセプトとした新サービス「イロドキⓇ」を4月1日から本格展開する。

 「イロドキⓇ」は、園生活の様子を先生の手間をかけることなく、写真で簡単に保護者へ共有することができる、園と保護者・子どもたちとの円滑なコミュニケーション、相互理解を促進するフォトサービス。

 「我が子が園でどのように過ごしているかをもっと知りたい」という保護者、「子どもたちの様子をもっと伝えたいが日々の業務が忙しく十分に対応できない」という園側、それぞれの悩みを解消し、よりよい保育の実現をサポート。

 これまで以上に、子どもたち一人ひとりにフォーカスした、タイムリーな共有ができることで、その日のできごとを逃さない。

 「イロドキⓇ」では、先生が専用のカメラアプリで撮影した写真がシステムに自動アップロードされ、AIによる子どもの顔の選別まで自動で行われる。

 園の管理画面では先生が配信前にチェックをするだけで、保護者専用アプリに即時に共有でき、保護者はアプリからいつでも我が子専用の写真アルバムとして閲覧することができる。

 料金は園も保護者も基本無料だ。希望される保護者は月額サブスクリプション型に申し込むことで、写真のダウンロードや家族招待機能も使うことができる。

 現在、日本では保育を取り巻く環境は大きな転換期を迎えており、待機児童解消が進むことで「量」の問題から「質」の問題への認識・課題転換が行われている。

 サクラクレパスは、クレパスに代表される描画材料や文具などを展開するほか、2002年より教育通販事業「エデュース」を展開するなど、保育の現場と接点が多いことから、現場の課題解決に取り組むべく新たなチームを社内で作り、「子どもの成長を多方面からサポートすること」をミッションとして新事業に着手した。

 サービス設計にあたっては、幼児教育・教育工学を専門とする玉川大学教育学部教育学科山田徹志准教授と共に検討を行った。

「イロドキⓇ」ウェブサイト: https://www.irodoki.com

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