三菱鉛筆(数原滋彦社長)は4月1日、東京・品川区の本社で第18回「鉛筆けずり入社式」を実施し、新入社員23名が出席した。
「鉛筆けずり入社式」では、2025年度入社の新入社員が、創業の原点である「鉛筆」を先輩社員に教わりながら小刀でけずった。新入社員には、「2025.4.1 Welcome to Mitsubishi Pencil」と名入れされている鉛筆「uni(ユニ)」が1ダースずつ配られた。
新入社員は、社会人初日に小刀で鉛筆をけずるという緊張の中、入社式が執り行われた。小刀での鉛筆けずりは初めての社員も多く、難しいと悪戦苦闘している様子だったが、徐々に緊張もほぐれ夢中になって楽しんでいる様子がうかがえた。
自分の手でけずった、けずりたての鉛筆を使って、同社が目指す「世界一の表現革新カンパニー」としての一員になるための“表現体験”を行った。
デッサンに関しても、日常的に慣れ親しんだ活動ではないため、外部から招聘したデッサンのプロフェッショナルグループ「DessinLABO(デッサンラボ)」の2名の講師から指導を受けながら体験を深めた。
デッサンのテーマは「樹」であり、これから新入社員が大地に根を下ろし、栄養を吸収しながら日々成長していく姿を象徴している。
「鉛筆けずり入社式」は、1958年に発売された“世界に誇る国産鉛筆”「uni」の50周年を記念して2008年に始まった。
この入社式は、新入社員がこれから深く関わることになる筆記具への愛着を深めることを目的としており恒例行事となっている。どれだけ優れた品質の鉛筆でも、けずらなければ書くことができない。「鉛筆けずり入社式」では、鉛筆をけずる行為を通じて、新入社員に対し、入社後も自己研鑽を続け、活躍してほしいという願いが込められている。
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2025年04月01日
三菱鉛筆恒例 ユニーク入社式 第18回「鉛筆けずり入社式」を実施
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