カウネット(東京都港区)は4月23日、「食事と健康についての意識調査」結果を発表した。調査は同社が運営するコミュニティサイト「カウネットモニカ」の会員1,481人を対象に、3月に実施されたもの。
主な結果として、平日の昼休みが「30分未満」と回答した人が8割を超え、昼食にかける時間の短さが際立った。
また、昼食の予算は「500円未満」が約6割を占め、「800円未満」(27.2%)、「1000円未満」(8.0%)「1500円未満」(2.9%)と、コスト意識の高さもうかがえる。
一方で、「ゆっくり食事を楽しむと生産性が上がる」と考える人は過半数に上るが、実際に45分以上昼食時間を取っている人は1割に満たず、理想と現実の乖離も明らかになった。
食事内容に関しては、「手作りの弁当」派が約6割、次いでコンビニ・スーパーの弁当や総菜が続く。昼食を職場内で済ませる人が大半で、「デスクで食べる」が最多だった。
健康意識については、約6割が「意識している」と回答。野菜摂取など、日常的に無理のない範囲での工夫が見られた。
同社では、Well-beingの向上を掲げる中、今回の調査を通じて「働く人が心身ともに健やかに過ごすための職場環境づくり」が重要であると再認識されたとしている。
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2025年04月23日
「昼休み30分未満」8割超 昼食予算「500円未満」6割 “ゆっくり食べたい”が生産性向上のカギに カウネット調査
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