次世代のワークプレイスとオフィスデザインをグローバルな視点で探る国際トレードショー「オルガテック東京 2025」(主催・ケルンメッセ、日本オフィス家具協会)が6月3日から東京ビッグサイト南1~4ホールで開幕した。
第4回目を迎える同展には、イトーキ、オカムラ、コクヨ、内田洋行、プラス、ライオン事務器、カリモク家具など日本を代表するオフィス家具企業に加え、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、デンマーク、オランダなど、15の国と地域から約160の有力ブランドが集結。アジアのワークプレイスを牽引するイベントとして、ますます存在感を高めている。
開催テーマは、初回より継続してきた「SHIFT DESIGN」。
このうちコクヨは2025年冬に発売予定の新型オフィスチェア「ingCloud(イングクラウド)」を先行発表した。
ブースでは新チェアのみを展示する大胆な構成で、使用時に感じられる浮遊感や包まれ感を表現。開発に8年かけた次世代のオフィスチェアだ。
訪れたユーザーは、個人環境の快適性が高まり、自身のワークスタイルがより豊かになることを予感させる、これまでにない革新的なチェアを体感した。
またプラスの展示コンセプトは「my イゴコチメイキング」。
展示ブース“イゴコチファクトリー”は、自分にとってぴったりの“イゴコチ”を見つけ出すための多くの体験コンテンツと、これら“イゴコチ”の良さを実現し、製品化するプラスのモノづくりを体感してもらう構成。製品も展示している。
初日の東京はあいにくの雨空だったが、多くのビジネスユーザーが詰めかけた。大手メーカーが集中する4F(3&4ホール)は多数の来場客で混雑し、コクヨブースでは20分待ちの行列ができた。
出展社の声を聞くと、関東を中心に各地から継続して来場するビジネス客が多く、既製品だけでなくこういった商材が欲しいなどの要望や相談もじっくりできると好感触だった。文具・事務用品の販売店や卸の姿も見られた。
同展は3日間で約4万人の来場を見込む。5日まで。
次回のオルガテック東京は、2026年6月2日(火)~4日(木)/ 東京ビッグサイト 南展示棟1・2・3・4号館にて開催される予定。
追記(2025/6/6)
主催者発表によると、15の国と地域から157社が出展、うち国内から83社、海外から74社が出展(国内比率53%)、来場者数は44,891人(前回比110%)、総展示面積は約20,000㎡。
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2025年06月04日
「オルガテック東京2025」が開幕 最新のオフィス家具などが集う コクヨ、プラスなど出展
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