国内経済の鈍化により、依然企業にとって厳しい経営環境が続く中で、オフィス用品通販がさらなる値下げにシフトした。
オフィス通販最大手のアスクル(岩田彰一郎社長)は、新カタログ発刊前の先行値下げとして、ビジネスの必需品であるコピー用紙を、2月14日から最大10%値下げした。オリジナルコピー用紙の2品目が対象だ。
コクヨグループのカウネット(勝村真信社長)は、2月14日に発刊した2011年春夏号で、オフィスで使うコピー用紙など消耗品を中心に、約1,400品番を平均約8.4%値下げした。
同社は2007年2月発刊の第13号カタログ以降、毎号1,000品番を超える規模で値下げを実施しており、今号で9号連続となる。
オフィス用品通販は、縮小傾向の文具市場にあって唯一成長した業態。リーマンショック以降、企業が経費削減を進める中で、値下げで需要喚起に結びつける姿勢がより鮮明になっている。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2011年02月17日
オフィス通販各社、値下げで需要呼び込み コピー用紙を2月から
[最近の記事一覧]
- 2024.04.18新たなBtoBスタイルを確立 MDSが展示会と人気ユーザーイベントを同時開催
- 2024.04.17有隣堂 店舗の販売データの閲覧・分析ツールを提供開始 今後文具・雑貨も検討
- 2024.04.15コクヨが発表会 生成AI時代の実践力鍛える 社員が16個の生成AI業務アプリを開発
- 2024.04.13文具ブランド「ヒトトキ」がイベント 新製品「氷印」など発表 代官山T-SITE GARDEN GALLERYで
- 2024.04.13需要増の「推し活グッズ」も提案 「第69回PIショー春2024」池袋で開催