文具を買うときは落ち着いて、じっくりと見たいもの。コーヒーでも飲みながらゆっくり選べるお店はないものかと探したら、ステーショナリーカフェというものに出会った。
静岡県掛川市は、茶畑や田園風景が広がるのどかな地域。東海道新幹線掛川駅から車で15分ほどの県道沿いに、目指すステーショナリーカフェ「konohi」があった。
同店のオープンは、昨年10月2日。
「昔からカフェ巡りが好きで、漠然とカフェオープンを考えていました。しかし、土地柄カフェだけでは集客も難しいと感じたときに、好きだった文房具も一緒に店内に置こうと考えたんです」と語るのは、オーナーの吉川暢子さん。妹の育美さんと姉妹で運営する。
お店は、築20年以上の平屋一戸建てを改装し、カフェスペースと文房具コーナーで構成する。
カフェスペースは、2人がけのテーブル、ソファ席、ちゃぶ台を置いた座敷のレイアウト。併設する文房具コーナーは、古道具の棚に海外製品を中心に国内外の文房具を並べる。その数は200種以上だ。
ほとんどの客は、オーダーを済ませたあと、文房具コーナーをのぞきに行く。
コーヒーやカフェオレ、パンとスープセット、自家製チーズケーキ、焼菓子などのメニューと共に過ごし、その後はまた文具コーナーに戻って、買い物をするのもいい。
1人でぶらっと来て過ごせる、くつろぎの時間。考えごとをして過ごすカフェと、考えるためのツール、文具との相性は、ことのほか合う。
●ステーショナリーカフェ / konohi
所在地 静岡県掛川市家代855-1
電話 0537-26-1036
営業時間 12時~19時
定休日 日曜、月曜
ブログ http://konohi.hamazo.tv/
(月刊「BUNGU TO JIMUKI」11年6月号に掲載)
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2011年06月23日
文具カフェで過ごす豊かな時間 掛川で見つけた「konohi」
[最近の記事一覧]
- 2025.08.26ゼブラら3社、ガーナ産カカオを使った「サラサクリップ」共同開発 TICAD9記念品として配布
- 2025.08.25ロフト「文フェス 2025AUTUMN&2026ダイアリー展示会」開催
- 2025.08.242026年度版ほぼ日手帳のプレス内覧会を開催 ワンピースやムーミンなど
- 2025.08.21パイロットコーポレーションが初の「ファミリーDAY」を開催
- 2025.08.20トンボ鉛筆「トンボフェア2025」を開催