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2012年02月23日

【2012文具売場のトレンドはこれだ!】変わる品揃え、進化する店頭

設備では照明も演出効果として欠かせない(EDITO 365)

書籍店も積極的に雑貨やステーショナリーを取り込む(有隣堂テラスモール湘南店)

 日本全国に最盛期3万店あった文具小売店は、平成19年6月1日調査では1万1797店に減り、平成23年現在では8000店前後と推測(平成25年に24年調査が公表)される。

 一方で、文具店は時代に合わせて業態を多様化させており、また地方では大型店の出店が相次いでいる。

 2011年の文具売場にはいくつかの傾向があった。店舗事例を交え、7つのトレンドを紹介したい。(記載のないオープン日はすべて2011年出店。記事内容は取材時)


●【トレンド1】雑貨を取り込め

 11月17日、宮崎市内にオープンした「グリーンガーデンデサキ」(売場面積580坪)や、10月28日、「ルミネ有楽町店」にオープンした、マークスの「EDITO 365」(写真、同18坪)は、雑貨を売場展開することで女性客を呼び込み、ステーショナリーを際立たせている。

 「EDITO 365」の商品構成は、バッグや装飾品のウェイトが高く、最近では1000円前後のブレスレットやファッションジュエリーを扱う文具売場も出てきている。


●【トレンド2】ファミリーに訴求せよ

 有隣堂が、11月11日新規オープンした書籍・文具・雑貨の「有隣堂テラスモール湘南店」(売場50坪)は、スペースをとったゆとりの空間に、湘南ライフスタイルを取り入れ、ファミリー層を中心に幅広い年代に提案する。


●【トレンド3】異業種は大型化する

 9月1日オープンした「有楽町ロフト」は、文具が4割の303坪。4月19日オープンの「東急ハンズ梅田店」は文具が200坪以上。8月26日群馬県前橋市にオープンした、「蔦屋書店 前橋みなみモール店」の文具売場も330坪と、異業種では文具売場の巨大化が続いている。なぜかというと、従来異業種では扱ってこなかった、ホビークラフトや漫画用品など専門店商材の新規導入を増やしているためだ。


●【トレンド4】異業種とコラボする

 10月15日に有楽町に開業した「阪急MEN'S TOKYO(メンズトーキョー)」地下1階に、銀座・伊東屋とファッションセレクトショップのユナイテッドアローズ(UA)がコラボしたコーナー「イトーヤ ウィズ ユナイテッドアローズ」(42坪)がオープン。高級感を演出する中で見逃せないのは、UAのディスプレイデザインを文具に応用している点だ。


●【トレンド5】大人の文具を謳おう

 2010年12月に大阪市北区にオープンした「NAGASAWA梅田茶屋町店」(同48坪)のコンセプトは「大人の文具」。消費意欲の旺盛な50歳以上のプレミア世代を対象に、ワンライン上の接客を行う。「代官山 蔦屋書店」(同22坪)も同じ層をターゲットに据える。


●【トレンド6】基本は一般文具

 10月25日アトレ亀戸に、三菱文具が出店した「プラッツ」(同30坪)。ベーシックな文具を中心に、女性の豊かな日常に役立つ数々の文具を提案する。エンドに筆記具替え芯を置いている点が注目。11月18日に開店した「うさぎや倉敷西店」(同118坪)も、基本は一般文具だ。


●【トレンド7】安売りに商機見出す

 11月3日、さいたま市緑区にオープンした、つちやが展開する文具スーパー「事務キチ浦和店」(同300坪)は、常時30~35%のディスカウント価格で販売し、連日幅広い年齢層を集客する。9月4日には上尾市にも文具DS店「ぶんぐまる」(同300坪)がオープンし、好調に推移している。

(月刊「BUNGU TO JIMUKI」2012年1月号掲載記事を一部変更)

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